黄色いキリギリス令和5年5月6日から5月28日まで。

5月6日、高野川沿いの土手で発見。アパートの部屋は、虫を飼える状況ではありません。でも、これがアルビノなら、……と、トライすることにしたのです。

部屋は北向きで、陽射しが入りません。キリギリスは森では育たないように、薄暗い部屋で育てられるのか疑問でした。

3齢で見つけて、その後脱皮に成功。オスだと分かりました。

高野川の土手は気づけば完全に除草されてました。連れ帰ったのは正解だったようです。

この頃までは普通に育ちましたが、脱皮の間隔が実家の時より、明らかに長く、やはり環境が原因かと思われました。

餌に生き餌をやれれば良かったのですが、鰹節とかばかりで申し訳なかったです。

明るい陽射しに当ててやれず、心苦しかったです。

これがマトモな状態の最後の写真です。この後、思いがけないアクシデントがありました。

カゴの中で跳ねて、当たりどころが悪かったのでしょう、左触角の基部を破損してしまったのです。こんなことは、長年無数のキリギリスの世話をしてきて初めてのことです。片方の触角なしで、はたして今後脱皮とか出来るのか、不安いっぱいでした。

見た目には行動に異常はないように見えました。けれど、とにかく次の脱皮がどうなるかが気がかりでした。これが5月28日の写真です。