5年前の今日、微妙なキリギリス。

画像1 見事な緑のキリギリスになったのですが、よく見ると、左の前翅が腹端に達してない短さ。右の前翅と両方の後翅は普通に長い。右の前翅だけ、まるでヒガシキリギリスのように短く幅広な感じ。とても奇妙な個体でした。
画像2 右側から見ると、本来あるべき、後翅を内にたためる形になってます。ニシキリギリスにとても近い姿ですが、京都のキリギリスは、ニシキリギリスでもヒガシキリギリスでもない、と直翅類学会の先生は仰っておられます。
画像3 キリギリスウォッチャーの私でも、よく注意しないと分からなかった、左右の翅の長さの違い。1枚目の、前翅より後翅が出ている左側は異様です。こういう風に、色んなキリギリス、その他鳴く虫を観察、飼育、研究していたのが、ほんの2年前までなのが、何とも夢のようです。仲間を作って、京都で鳴く虫に関する何かをやりたいなあ、と常に考えています。

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