2月9日と言えば、「はるか、ノスタルジィ」と手塚治虫さん。

画像1 1992年2月9日、守口市民センターエナジーホールにて、第17回おおさか映画祭が開催された。前年度の作品賞、個人賞などの表彰。第1位の「ふたり」の上映。最後に「覆面試写会」として用意されていたのが、大林宣彦監督の新作「はるか、ノスタルジィ」だった。それを読み切っていたので行ったのだけれど、休憩時間中に大林宣彦監督にロビーでサインを頂く、という幸運あり。そして、松田洋治くんを発見して、やっぱり「はるか」なんだ! と歓喜したものです。松田洋治くんにもサインを頂く。
画像2 原作本はその2月中に発売されました。そんな偶然が! という話を山中恒さんがされてますが、大林さんの身の回りでは日常茶飯事と言えるほど、不思議なことは多々あったのです。偶然などない、全ては必然。
画像3 「ふたり」の上映と「はるか」の試写だけで、5時間超え。イベントは7時間以上あったのではないでしょうか。「はるか」には大満足、そして、久石譲さんの音楽も凄く好きで、サントラが出るのを楽しみにしていたものです。2月9日というのは、その後も、大林さんと会う機会がありました。
画像4 思えば、2月9日は、手塚治虫さんの御命日で、大林さんと手塚治虫さんとの繋がりも、その「はるか、ノスタルジィ」の脚本に纏わることで、不思議なことがあるのです。今は愛と光と祝福と感謝そのものであられるお二方。2月9日は忘れがたい日なのです。

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