2年前の今日、京都御苑にて。

画像1 京都御苑名物かどうかは分かりませんが、緑型と褐色型に分かれるセスジツユムシ、黄色いのがここではよく見られます。また、♀では、白っぽい個体も時々見られるのですが、♂で白っぽいのを見たことはありません。
画像2 お馴染み、カツラの木。若葉の頃からすると、だいぶ色褪せた感じになってます。
画像3 ヤブミョウガの実に引っ掛かってるセミの脱け殻。まだ白い花の時に、セミはとっとと羽化したのかもしれないし、青い実がなった後なのかもしれません。何となく侘しさを感じる晩夏の1コマです。
画像4 クサヒバリ成虫♂。この虫を愛でたのは、昔の日本人。室生犀星先生のもとへ、福永武彦先生がせっせせっせと毎年の軽井沢に献上にあがってらしたとか。また、小泉八雲先生の名エッセイ「草ひばり」というのがあります。あれと似た経験を持つ私としては、読んでひどく胸を苦しくしたものです。
画像5 京都御苑、コオロギの里。90年代の半ば、ここらで物凄くスズムシが鳴いてました。管理事務所の方々が、放されたものの子孫が、しばらくは繋がっていたのですが、やはり、なかりの藪状態でないと、外敵に食べられやすく、今はもうほぼいなくなってます。
画像6 今年は夏になってから御苑に行ってないのではないでしょうか。自発的な「行こう」という力が全く足りませんでした。また、虫のペーパーを作ることが出来ればいいな、とは思っています。

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