2021年1月11日、3年前の今日、極寒の中、生き残っていた2匹のトノサマバッタ。

画像1 連日、最低気温が−4度を記録し、高野川の川べりは各所が凍ってました。
画像2 あまり見ない光景です。というか、寒い時に川沿いを歩いたり自転車で走ることは殆どないので😅。
画像3 この日、2021年1月11日、日中はやや寒さが和らいだので、川沿いに賀茂大橋を越えて南へと移動しました。
画像4 二条大橋を越えた辺り、護岸下を歩いていると、とんでもないものを発見。
画像5 トノサマバッタ成虫の♂です。あまりの過酷な寒さの中、幼虫から羽化したのでしょうが、左の後ろ脚がなく、右後ろ脚も湾曲してました。翅も完全ではありません。でも、何とか健気にジャンプしようとするのです。
画像6 そして、そのすぐ近くに褐色型の♀が居ました。こちらも左後ろ脚がありません。ただ、右はしっかりしていて、ジャンプも飛翔も可能。何という生命力でしょう。
画像7 越冬するバッタ、ツチイナゴ、ヒシバッタ、アカハネオンブバッタ、クビキリギスらの姿は見えませんでした。多少寒さが和らいでも、枯れ草の根元辺りでジッと動かずにいるのでしょう🦗。
画像8 植物も、シロツメクサなどが所々で見られました。
画像9 ど根性トノサマバッタ2名様は、ウチへ迎えることにしました。よくぞこんな環境下で、越冬種でもないのに生き残っていたものだと敬服したのです。
画像10 ユリカモメが舞う中、鴨川の護岸下で生き残っていたトノサマバッタ。今年も居る可能性はあります。こういう個体も集めて、常設の直翅目ハウスを作りたいなあ、と思っているのです。

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