3年前の今日、キリギリスの成虫。

画像1 高野川沿い、セイヨウカラシナがまだ残ってる状態で一緒に写真を撮り、バイオームに投稿したのでした。3月6日に幼虫を発見した時も載せています。
画像2 これはもうサツキですかね。サツキとキリギリス。
画像3 京都で見るキリギリスの♂は、このような色がかなりの割合を占めます。ニシキリギリスのような鮮緑色の個体は少なめ。翅の側面の黒斑はヒガシに近い感じですが、翅に幅広さがなく、やや長め、後ろ脚も長く、結局、日本直翅目学会の先生方も、近畿のキリギリスは、ヒガシでもニシでもないキリギリス、ということになっているようです。
画像4 京都では、稀にかなりの長翅型が出ますが、逆に、ヒガシキリギリスのように、翅が腹端に達しない短い個体はほぼ見つかりません。一時期、五条大橋東詰め南の草地で、翅が短く、鮮緑色の個体群を確認したのですが、発音器が小さく、更にお腹の真ん中が黄色で、ヒガシとは言えないグループでした。数年観察しましたが、その後は翅が短い個体を見つけることはなくなり、しかし、比較的、♂でも鮮緑色の割合が多い状態が続きました。またワクワク観察や研究、報告をしたいものです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?