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1/16(火)のマーケットレポート

おはようございます。
昨晩の米国株式は、主要3指数+小型株のラッセル2000ともマイナス、ラッセル2000は1.21%の大幅下落となりました。

この下落で、注目しているS&P500の年初来騰落率もマイナスとなってしまいました。(-0.1%)
「1月末」バロメーターを注目していますので、何とかプラスをキープして欲しいなと思いますが。


株価チャート

【米国市況】国債利回り上昇、ウォラー理事の発言で-一時147円31銭

長期金利

米長期金利は3%近くの大幅上昇(債券価格下落)となりました。
昨日のウォラーFRB理事の発言の影響だと思いますが、特にタカ派的な発言とは思わないのですが
「利下げに対するオープンな姿勢を示す一方で、市場が見込む年内6回の利下げについてはけん制とも取れるものだった。」

とのことです。

テクニカル的には200日移動平均線、50週移動平均線を回復した感じです。

ウォラーFRB理事、年内の利下げ可能-インフレ再燃なければ

為替

米長期金利上昇を受け、ドル円も1円近くのドル高円安になりました。
日米金利差のトレンドも反転してきている感じです。

日銀マイナス金利解除は4月予想へ収れん進む、1月が消滅-サーベイ

「金利ある世界」が迫る労働改革 倒産2割増への備え

円は6週ぶり対ドル安値に下落、米利下げ観測後退で-一時147円31銭

原油

原油価格は小幅に下落です。
Bloombergによると「ノースダコタ州の生産障害や紅海における商船攻撃の激化にもかかわらず、リスク回避ムードがプラスの影響を打ち消し、不安定な値動きとなった。」

とのことです。

再び200週移動平均線に近づいてきました。

経済指標

昨日は、NY連銀製造業景況指数の発表だったのですが、1月指数は大幅低下になりました。

FRBの高金利政策で全米で製造業者が低迷にあえいでいる状況とトランプ氏のアイオワ州共和党員集会圧勝は偶然ではないんだろうなと感じます。

NY連銀製造業景況指数、1月は大幅に低下-2020年5月以来の低水準

トランプ氏再選に現実味、共和予備選早期決着も-アイオワ圧勝で勢い

新トランプノミクス、米大統領に返り咲いた場合に予想される政策一覧

金利見通し

これらを受け金利見通しが変化しています。
3月利下げ確率が低下していますが、依然として年6回利下げが大勢を占めています。

個人的には、依然として金利見通しは楽観的だなと思うのですが
大統領選挙を考えると、利下げ圧力が強まってくるんだろうな、と妄想してしまいます。

6回の米利下げは「空想」に、深刻なリセッション回避なら-ロゴフ氏

センチメント

Fear & Greed Indexは1ポイント下がりましたが、引き続きGREED、依然として非常に高い水準です。

この先、4Q決算や金利見通しの変化などで長期金利や株価は動いてくるだろうと思いますが
引き続きしっかりとデータを注視しつつ、どっしりと構えていきたいと思います。

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