ひでひで

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ひでひで

hidehide/ライター 東京生まれ。京都市在住。 京都に対する“おせっかい”活動の一環として京都の街を探索しその魅力を発信する「DIG into KYOTO」を展開。 英語×書くこと×カフェめぐり

最近の記事

「DIG into KYOTO」(京都の深堀り)の活動として第5弾の小説「真夏のガーデン」をお届けします。

真夏のガーデン 第1話 「枯山水」 北山の蕎麦屋で蕎麦を食べながら、小西美優は朝から極度に張りつめていた心が少しずつ軽くなっていくのを感じていた。昼食を終え、北大路バスターミナルから市バスに乗りかえ大徳寺を目指す。「大徳寺前」の停留所で降りると美優の真上から8月の太陽が容赦なく照りつけてくる。 -暑い・・それにしても蒸し暑い!- 美優は、北大路通を西に坂道を少しずつ登りながら南門に向かった。確かに蒸し暑いという不快感はある・・しかし今はその不快感よりも美優の中では大好きな

    • 「DIG into KYOTO」(京都の深堀り)の活動として第5弾の小説「真夏のガーデン」をお届します。

      お久しぶりです。ひでひで です。 「DIG into KYOTO」(京都の深堀り)の活動として第5弾の小説「真夏のガーデン」をお届します。是非、お楽しみ下さい!

      • 「DIG into KYOTO」(京都の深堀り)の活動として小説第4作目「ワンダーランド」をお届けします。

        ワンダーランド 昼下がりの“gorey cafe” 銀閣寺道にあるこのカフェは中西史彦と山中茉莉のそれぞれのいきつけの店だ。 史彦と茉莉はそれぞれ来店するといつもの席に座って“日替わり定食”と呼ばれているランチを注文した。やがて、二人の席にランチが運ばれてきた。 史彦はランチを食べながら、「今日は昔の京都を話そう!」と店主と茉莉に言った。 そう言って史彦は昔の京都のことを少しずつ話始めた。 どのくらいの時間がたっただろう・・ やがて、水野浩一が店内に入ってきた。「いらっしゃ

        • 小説の第4作目「ワンダーランド」をお届けします。

          ひでひでです。またまた久しぶりです。 小説の第4作目「ワンダーランド」が出来上がりました。 皆さんに早速ご披露しますので、是非ともお読み下さい!

        「DIG into KYOTO」(京都の深堀り)の活動として第5弾の小説「真夏のガーデン」をお届けします。

        • 「DIG into KYOTO」(京都の深堀り)の活動として第5弾の小説「真夏のガーデン」をお届します。

        • 「DIG into KYOTO」(京都の深堀り)の活動として小説第4作目「ワンダーランド」をお届けします。

        • 小説の第4作目「ワンダーランド」をお届けします。

          パレスの街

          「久しぶりに会おう!」 小林美佳は東京から京都に向かう新幹線の中で高校時代の同級生の清水勇人からのメールを受け取った。新幹線は小田原を過ぎ静岡に入っている。車窓からはくっきりと富士山が見える。東京で生まれ育った美佳は父の仕事の関係で京都で高校生活を送った。今回は京都への2年ぶりの小旅行を計画し新幹線で京都に向かっている。 「ん、なに?卒業以来一度も会ってないのに・・」と美佳は思った。 「今、旅行で京都に向かってる。午前中は予定があるけど、午後からだったらOK!」という返事を送

          パレスの街

          小説の第3作品「パレスの街」について

          ひでひでです。本当に久しぶりに投稿します。 ようやく小説の第3弾「パレスの街」が完成しました! 今回、皆様にご披露したいと思います。

          小説の第3作品「パレスの街」について

          「DIG into KYOTO」(京都の深ぼり)の第2弾として小説“リバーサイド物語”をお届けします。

                      リバーサイド物語 第1話 「語らい」 「今日も朝から誰ともしゃべっていない・・」 高木瑞菜はカフェに向かう道で一人つぶやいた。 出町柳で一人暮らしを始めた瑞菜は四国の親元を離れてこの4月から京都の大学に通っている。火曜日の今日は午後から講義があり、まだ少し時間がある。スマートフォンでPCが使える近くのカフェを検索すると「リーバーサイドカフェ」がでてきた。HPには、火曜日の午後は「おばちゃんのおうちごはん」が営業していると書かれていた。「ちょうどいい!

          「DIG into KYOTO」(京都の深ぼり)の第2弾として小説“リバーサイド物語”をお届けします。

          京の百逢ひ物語

          京の百逢ひ物語

          Murmurな時間

          Murmurな時間

          Murmurな時間

          Murmurな時間

          Murmurな時間

          Murmurな時間

          Murmurな時間

          Murmurな時間

          Murmurな時間

          Murmurな時間

          「DIG into KYOTO」(京都の深ぼり)の第1弾として、小説“Murmurな時間”をお届けします。

          Murmurな時間 第1話 「せせらぎ」 レンガ調のタイルの外壁を目印に井上輝紀はいつもこの店を訪れる。輝紀は店の奥にあるカウンター前の壁側の席がお気に入りだ。壁には人物を描いた淡い色の水彩画が飾ってある。輝紀は今日も店に入るとすぐにその席が空いているのを確認してさっと店の奥まで移動した。イタリア製の座り心地のよい椅子に座ると、温もりのある木の枠で囲まれた大きなガラス窓越しに高瀬川が見え

          「DIG into KYOTO」(京都の深ぼり)の第1弾として、小説“Murmurな時間”をお届けします。

          2回目の投稿です。随分とご無沙汰してしまいました。

          前回投稿したのはいつだったでしょうか?あっ、そう、実に今年の1月19日以来ですかね。 その時に京都のまちを散策して(ウロウロして)お気に入りのお店の記事を書きたいと宣言?しました。 あれから京都のまちを散策し名所旧跡を含めていろいろな場所を訪問しました。 話は少し変わるのですが、昨年の12月にはじめて「京都検定3級」というものを勧められて受験したんですよ。幸いなことに「合格」したのですが、それ以来、この試験が自分にとってぐっと身近なものになったんですね。 わかりやすく

          2回目の投稿です。随分とご無沙汰してしまいました。

          はじめまして、ひでひで です。

          note初心者のひでひでです。 noteをやろう!と思いたってからはや3か月もたってしまいました。なかなかやり方(使い方)が分からず、今日に至ってしまいました。 これから、やろうとしようとしていることは、私の好きな京都の街の紹介です。紹介といっても、いろいろなカテゴリーがあるので、まずは飲食関係のお店やそこに働いている人たちの紹介をしたいと思います。 今、はまっているのは、コーヒー、いや正確に言うとおしゃれなコーヒー店 ですね。京都の街をウロウロしながら、探索していま

          はじめまして、ひでひで です。