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Miracle Morning | 私の朝習慣改造記

今週1冊の本を読んだ。「朝時間が自分に革命をおこす The Miracle Morning 人生を変えるモーニングメソッド」という本だ。素晴らしいエッセンスが詰まっていた本だったので備忘も兼ねてnoteに記載しておこうと思う。

合わせて、私の今までの朝習慣と、この本を読みながら新たに実践している朝習慣について記載しておくことで、継続力を高めようと思う。

心に残った言葉から自分の行動を振り返る

読み始めて最初に刺さった言葉が、次の一節だ。

あなたの成功のレベルが人間としての成長のレベルを超えることはめったにない。なぜなら成功は、あなたの人間としてのレベルが引き寄せるものだからだ。

人間みな心のどこかでは「成功したい」と思うものだろう。仕事で、家庭で、子育てでと。しかし「成功」は、自分自身で引き寄せないと得たいレベルでの成功は獲得できないと筆者は言う。得たいレベルの成功を手に入れるには、それ以上に人としての成長を加速させる必要があると筆者は説く。

全くその通りだ。人としての精神的、身体的な成長があるからこそ、「ありたい自分」に近づくことができ、それが「成功」という感覚で結果として現れるのだ。

しかし、筆者は次のようにも語る。

「なりたい自分の姿」のほうが「今何をするか」よりはるかに大切であること。だけど、「今何をするか」が「未来の自分の姿」を決定づけるのだ。

生き方は、自分の内なる世界にある感情、物の見方、信条、姿勢が変わることにより成長してゆく。その結果として、環境や人間関係、物質的な結果といった外的要因が成長して日常が変わるのだ。

まずは大前提として、「自分のありたい姿」や「生き方」を追究すること。これが何よりも大切だ。自分としっかりと向き合い、何が自分にとっての譲れない想いやありたい姿なのか?を常に意識する。「行動」は、その上に成り立つものだと常に認識しておくことだ。

では、その大前提を意識した上で、人として成長していくには、どう行動していけば良いのだろうか?
筆者はこう説く。

人生を変えたいなら、まずはいつもと違うことを実行しなさい!

至極当たり前といえば当たり前のことだ。ただ、自分の行動を振り返ってみると実践できていることは案外少ないようにも思う。

- 9時に仕事を開始し、コーヒーを飲みながらメールをチェックする。
- 12時になったら、なんとなくランチにおにぎりを食べる。
- 招待された定例会議に参加し、業務進捗に問題がないことを確認する。

これらはまさに無意識に行っていることだが、本当に自分のありたい姿なのだろうか?
もしそうでないとすれば、この無意識の習慣に「いつもと違うこと」を取り入れて行く必要があるということだろう。

ではどうすれば、行動を変化させ、それを無理なく継続していけるのだろうか?
筆者の言葉で私にささったTipsは次の通りだ。

僕が強くおすすめするのは、「責任パートナー」をつくって、誰かとペアを組むことだ。

励まし合える仲間がいることのメリットは、継続できる確率があがるだけではない。他の誰かと力を合わせることで、純粋に楽しさがアップする

誰と一緒に過ごすかが、あなたの未来の姿人生のクオリティ決定づける重要な要素になってしまうのだ。

何をするか?どう取り組むか?よりも大切なこと。それは、まず周囲の環境を自分の目的に調整(adjust)することだ。

心の底から腑に落ちた。まさにこのnote投稿が継続できているのも、私にとっての「責任パートナー」と考えられる澤サロンnoteもくもく会のメンバーがいるからだ。メンバーと一緒に書くからこそ継続できる。そして楽しいと実感できている。

同様に、普段から「誰と」積極的にコミュニケーションを取るか、時間を割くかで、会話のトピックや会話のレベル間も変わってくると思う。

私の場合、ほとんどテレビを見ないのだが、よく考えると、私の周囲で、テレビやドラマの話題で盛り上がる同僚や友人にはほぼ遭遇しない。(鬼滅の刃は除く(笑))

と、、前置きが長くなったが、そろそろ本題(朝習慣の実践)に入ろう。

私のこれまでの朝習慣

私は、実はこれまでから朝習慣を持っていた。

きっかけは育児によるところが大きい。当時3歳だった子供を寝かしつけていた頃、よく一緒に寝落ちしていたことで、相対的に朝の起床時間が早まった。これがきっかけで、朝時間が自然と生まれた。

最初は、鍛えたいと思っていたオンライン英会話の時間に充てていた。

掃除 → シャワー → オンライン英会話 → 朝支度・出勤

オンライン英会話はルーティン化(習慣化)した。当時私には目的があった。とある社内のポジションで、シンガポール派遣を狙っていたのだ。結果的にそのポジションに就く事はできなかったが、英会話はその後も続ける事ができ、今や2年以上続いている。

また、コロナ禍以降ジョギングも始めた。動機は運動不足解消。前から何かしらの運動習慣を身につけたいとは思っていたが、もともと「運動は苦手」という意識も働きやってこなかった。しかし在宅勤務が増えた状況が私を後押し、結果以下の通りのスケジュールが生まれた。

ジョギング → シャワー → オンライン英会話 → 掃除・朝支度

これも無理なく続けることができた。それはいずれの習慣も、心の底から私が獲得したいと考えていたものだったからだ。私はこの習慣を半年ほど続けている。

Morning Methodと私の実践記

本は私に変わるきっかけを与えてくれた。その理由の1つは、次の一言だ。

モーニングメソッドは定期的に更新するほうがいい

恋愛と同じで、常に遊び心とワクワク感を取り混ぜて、飽きや退屈を防ぎたい。

習慣化したら終わりではないのだ。それを定期的に更新し、常に朝時間をあそび心とワクワクで満たす。これこそが次にすべきことなのだと認識した。

本では次の6つを朝に取り入れるべき実践として紹介していた。

❶ サイレンス(沈黙・瞑想)
❷ アファメーション(前向きな独り言)
❸ イメージング(行動の脳内映像化)
❹ エクササイズ(ストレッチ・ヨガ・ジョグ)
❺ リーディング(読書)
❻ ライティング(日記)
※( )内は私の解釈です。

従来の私の朝習慣と見比べると、❹以外は取り入れられていないことに気づいた。本を読み進めると、なぜこれら6つの習慣がオススメなのか?、取り入れることでどう変われるのか?、が理解できた。

よし、実際に取り入れてみよう。
私は、私の朝の習慣を次のように変更した。

読書 → 日記 → ジョギング → ストレッチ → サイレンス

自分が興味を持って取り組めそうなモーニングメソッドの一部のみを取り入れることにした。ポイントは、「最もやりたいこと」、「新しく始めたいこと」を1日の最初に持ってくるという点だ。

また、時間はいずれも長くても20分、平均で10分で収まるように調整した。ジョギングは、この新習慣に変えるまでは「5km 30分」が基本単位だった。習慣化されていることも鑑み、朝時間からは10分に削減し、午後に別枠で10-15分のジョギングを取り入れることに変更した。英会話は、隙間時間に実施することに変更した。2年以上習慣化されていることは時間枠を動かしても体が実践を欲しがっているため、今のところほぼ毎日続けられている。

朝習慣を変えて感じたことは、やはり朝の時間は何をするにも効率が良いという点。読書はしばらくできていなかったが、サクサク読めるし、日記も従来は億劫で書くことにも悩んでいたが、朝に書くとサラッと書けてしまう。

また、朝にサイレンス(沈黙)の時間を設けたことで、より1日のスタートが穏やかな気分となり、日中の集中力を高めてくれているようにも感じる。

とはいえ、この新習慣もマンネリ化しては意味がない。定期的に習慣と向き合い、そして自分の内側にある「ありたい自分」と向き合い、アップデートを行なって行く必要があることをしっかりと記憶しておこう。

朝の時間が毎日のワクワクの源となり続けるように_。

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