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何のために勉強するのか?について考えた。

こんにちは!今日のnoteは澤サロンnoteもくもく会3月のテーマ「#何のために勉強するのか」について書いてみたいと思います!

今回のテーマは、勉強。私、この言葉聞くだけでなんか気持ちが重くなっちゃうんですよね。

皆さんは勉強好きですか?私は嫌いです。勉強が楽しいと思えたことって、人生振り返っても1回もない気がするんですよね。

勉強といえば、良い点を取るもの。
勉強といえば、何か達成するためのもの。
勉強といえば、公式・暗記・根性!

みたいな感覚が真っ先に思い浮かんじゃって。。。

だから本音ベースで、私、勉強嫌いなんだな、って思うのです。

でもね、真逆のことを言うようで恐縮ですが、勉強ってやっぱり人生においてめちゃくちゃ大事だものだな、とも思うんですよ。

ぶっちゃけ、勉強してない人としてる人を率直に比べたら、勉強している人が言うことの方が相対的に信頼度は高いし、発言内容も深いことが多いし、納得させられることも多いじゃないですか?それって、結局はビジネスやプライベートでの成功にもつながると思うんですよね。だから、勉強はするに越したことはない!とも思うわけです。

何だか堂々巡りになってきました💦

要は勉強って、筋トレ・エクササイズみたいなものだと思うのです。繰り返すことによって脳が増強され、結果的に巧みに知識や身体を操れる。そんなものだって思うんですね。

じゃあそもそも、なぜそんなことをするのか?ってことです。筋トレやエクササイズならわかります。そうすることが、身体的な強さを生み、ひいては健康を維持する力になる。一方で、勉強って何のためにするんでしょうか?運動の対比で考えると、脳を鍛えることによって、精神力を高めること(?)と考えても、なんかしっくりこないですよね?

今日のnoteでは、そんな勉強をする意義、目的について、私なりに深ぼって考えてみたいと思います!


自分自身の経験からヒントを得る


勉強嫌いな私ですが、そんな私にも過去に必死に勉強した経験があります。その一つがTOEICです。

もう15年近く前の話になるのですが、私はTOEICでスコア800点を目指して勉強した時期がありました。(結果的に835点取りました。)

以前のnoteにも書いたことあるのですが、私30歳手前でワーキングホリデーでカナダに滞在していた時期があるんですね。せっかく留学に来たんだから、何かしらの結果を携えて日本に帰らないと。。。と思って勉強をスタートさせたのがTOEICだったという、なんとも後ろ向きな理由でした。

いや、わかってたんですよね。たとえスコアが取れたとしても、仕事で英語が使えるどうこうはまた別だってこと。そして、企業側の採用担当も、ちゃんとそんなことくらい織り込み済みで採用活動してくるであろうってこと。

だから800点が取れても取れなくても、その後の再就職には影響ないだろうな、と考えていました。そして実際にそうでした。結局、TOEIC800点なんて結果からすればほぼ何の役にも立たなかったんですよね。(書類選考には多少プラスに働いていた(いる)面もあるのかもしれませんが。)

でもね、私今でも思うんですよ。あの時、TOEICの勉強やっておいて、ほんとよかったなって。

どうしてかと言うと、やっぱりそれ以前とそれ以降で、自分に対する期待感が変わったから、なんですね。

それまでの私は、自分自身を「英語が苦手な人間」と思っていました。履歴書でも面接でも、英語は初級レベルとしか書けなかった。ですが、800点という一定のマイルストーンを超えることができたことで、それ以上であることを胸を張って外部に伝えることができるようになったんですよね。

「自分は一応TOEIC800点以上あります。なので、もし何か仕事で英語が必要な場面があったら言ってくださいね。」くらいにはなれるようになった。そしたら、ありがたいことにいろんなお仕事を与えてもらえるようになったんです。その中には海外出張などもありました。いろんな国の人と関わって仕事をしていく中で、多様な考え方、各国の生活様式、文化・経済なんかを徐々に学べるようになっていったんです。

勉強が楽しいという人たちがいる


皆さんは、COTEN RADIOってご存知ですか?

歴史を面白く学べるポッドキャスト。最近ではVoicyやYouTubeでも聞くことができます。

聞いたことのない人は是非聞いていただきたいのですが、この人たちめちゃくちゃ歴史の勉強が好きなんです。そしてその勉強成果を聞いていてめちゃくちゃ学べるし、何よりも楽しめるんですよ。これすごいコンテンツやなぁ〜って心底思います。

でも翻ってみて、学校時代の「歴史」ってこんなおもろかった?って考えると、そうじゃなかったなって私は思うんですね。

じゃあなぜ学校の歴史の勉強はつまらなく感じて、COTEN RADIOは楽しく感じるのか?そこには、深井さん・ヤンヤンさん・樋口さん、COTENパーソナリティー3人のオリジナルの解釈や表現方法が説明の中に散りばめられているからなんだと思います。

つまり勉強というのは、自分なりの咀嚼と自己表現によって魅力的なものに変わっていくわけです。じゃあ解釈や自己表現ってどこからくるか?って、結局は、それまでに自分自身が勉強してきた知識とか経験なんです。

国の勃興の様子を企業に準えてみたり、革命の歴史を現代のテクノロジーの進化に準えてみたり。分野や時代を行き来し、掛け合わせるからこそ面白くなる。そこが"歴史の教科書"には表現されていないところなんですね。

勉強することとは、新しい色の絵の具を持つこと


勉強だけ・・をしている世界って、モノクロだなって思うんです。実際、参考書とか過去問集とかって、だいたい黒字ばっかりじゃないですか。効率的に学ぶために、色が取り除かれているんだと思うんです。

でもここまで書いてきたことを総合すると、本来勉強とは、より人生を面白く、楽しくするための道具なんだろうなって気もする。

語学、歴史、ビジネス、それそのものは、かなり単一的なもののように感じる。だけど、それらを混ぜ合わせると、思ってもないような化学反応が起き、一気に魅力的なものに変わっていく。

英語 ✖️ ビジネス
ビジネス ✖️ 歴史
歴史 ✖️ 旅
旅 ✖️ 食
食 ✖️ 環境

こんな風に、要素と要素を掛け合わせることで、一気に見える世界が広がっていく。違った角度から物事を捉えることができるようになっていく。

たとえば、今までただ観光地を回るだけだった旅が、その土地の歴史、地形、慣習などの知識を携えることによって、より深く楽しめるようになる。そんな風に勉強そのものが旅に新たな価値を与え、楽しみを膨らませる道具へと進化していく。

だから大事だと思うんです、勉強することって。

私の場合、今は株式投資の絶賛勉強中です。全然テキストとか使った勉強ではないですが、日々YouTubeを見ながら、今の相場をどう捉えるべきか?これから世界はどう変わっていくのか?をワクワクしながら勉強しています。

要するになんでもいいんです、勉強って。資格や検定といったわかりやすいアイコンにとらわれすぎるのではなく、もっと自由に、自分らしく、でも時にはそういったツール・・・も活用しつつ、楽しくやっていきたいですね!

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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