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オープンから6ヶ月

「今年もいよいよ12月なっちゃいましたねぇ。」
「しっかし、早いもんですよねぇ。」
「こないだまで桜が咲いてたような、なんてのは言い過ぎですかね。」
「てへ。」
なんて、ありきたりな会話の入り口から
銀行本社の社員さんのマッサージを担当するようになって、
6ヶ月が経ちました。
ベタですけど、
(早かったなぁ)
って思います。

高校球児だった時の夏休み、
お盆休みさえもない練習漬けの1ヶ月ちょっとは
(長かったなぁ)
って思いまくりました。
あの1ヶ月よりも、この6ヶ月の方が早く短く感じられる。
そう言っても過言じゃない。
とまで言うと、ちょっと過言かしら?
って感じはしちゃうんですけど、
嘘っぱちじゃない感覚のことなので、
やっぱり過言じゃない。

あの夏休みと違うのは、
いつかの試合のための練習なんかじゃなくて、
仕事の場合は毎日が試合ってことなんでしょうね。
仕事を試合とする例えは、
仕事に向き合う姿勢を誇るジジイの加齢臭が香っちゃう気はしますけど、
試合をゲームって言葉に置き換えるなら、
仕事に練習なんかなくて仕事とはリアルな誰かの役に立ち、
リアルな金を稼ぐゲームなのだ。
ん、どうもカレー臭いっすね^^;
までも、
過言じゃない。

目の前のお客さんは喜んでくれたか否か?
そんなゲームを毎日してる。
ような気がします。
症状は少しでも軽くなっただろうか?
会話は適度に楽しんでもらえたか?
アドバイスは理解しやすかっただろうか?
力加減は合ってただろうか?
その他もろもろ、
さらにもろもろと、
試合に向けて準備したり試合中に確認したり、
上手くいったり上手くいかなかったり
褒めてもらったり反省したりして、
また試合の準備に取り掛かる。
そんな繰り返しをしてる間に、
1ヶ月という単位はあまりにあっという間に過ぎる。
過ぎた。
ん、過言じゃなく、
確かに過ぎました。

あの6ヶ月前の自分と今日の自分。
試合を重ねてゲームは継続中のあっという間の日々の中で、
(変わったなぁ)
って思うんです。
見た目は変わらずともヘルスキーパーという職を通してのワタシは、
変わった。

「ヘルスキーパーって、もっとこうしたら良いんじゃない?」
「てか、もっとヘルスキーパールームって増えて良いよね?」
「そのためには、こうなんじゃない?ああなんじゃない?」
そんな未来への期待を含めて語っていた自分は、
良くも悪くも、
過言じみてた。
やってもいないくせに過言してたか?
振り返って、そんな自分が思い返されます。

で、6ヶ月後の今も、
想うところは同じなんです。
ヘルスキーパーという職業の未来を照らしたい。
ただし、確かな6ヶ月間の試合を経て、
ゲームの真っ最中でもある今の自分にあるのは、
準備したきた経験と学び、
実行した計画、
得られた実績、
支えられた人脈、
枝を広げ根を伸ばす情報、
これらの資源が縁によって得られた。
これは、
あん時の自分にはなかった。

なので、
今は、
決して、
過言っぽくなくて、
もうちょっとリアルに感じられる。
そう思えるんですよね。

このオープンからの6ヶ月に習って、
次の6ヶ月を迎えるにあたり、
あえて、
(言ってかないとな。)
って思うんです。
自分が体験した確かなものだけを語り、
過去に縛られてるでなく、
自分は体験せずともあるべき姿を想像して、
わかってない未来への期待を
「ちょっと言い過ぎですかね?」
「てへ。」
とかって語るような試合展開。
そして、
また6ヶ月後、
(あれば過言だったかしら?)
なんて振り返りながら、
ちょっとした進化を起こしてたりしないものか。

なんて、
ちょっと言い過ぎかしら?
とかって思うんですけど、
次の6ヶ月のゲーの内容も結果にも期待をして、
12月を迎えることができました。

感謝の師走です。


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