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「はじめてのおつかい」みたいな「51歳のゼミナール」

ゼミナールってのを取ってるんです。
The 大学生って感じですよね。

そもそも、いわゆる「ゼミ」ってなん?
って、4月からゼミ生やってるくせに、
改めてちょっと調べてみると、

「少人数」で構成されて、
「論理的」な「対話」「討論」を通して、
学生が「主体的」に決めたテーマについて「研究」し、
その「成果」を「発表」する。

って感じですかね。

ワタシのゼミでの今は、
指導教員がいる「少人数」のグループに入ってて、
今んところ「討論」って感じじゃないけど「対話」はさせてもらってて
何を「研究」しようか?
って「主体的」に自分の興味に近い論文を読んだりしてて、
どんな「成果」をもたらすことが出来るのだろうか?ってことを絞り込んで
7月末のゼミで「研究」の概要を「発表」する。
そんな入り口な状況。

で、興味があることはシャキン!とあるんです。
それは、
大風呂敷広げちゃうなら
「視覚障害者の雇用促進」ってやつで、
んで、それを実現するために、
「ヘルスキーパールーム(企業内施術室)の活性化」
ってのに貢献するような研究がしたいなと。

ちなみにヘルスキーパーってご存知だったりします?
ま、「ヘルス」の「キーパー」ってことなんですけど、
企業に勤める従業員さんのヘルス(健康)を
視覚障害のある施術師がキーパー(守る人)しちゃう。守るために鍼灸とかマッサージをするわけです。
この施術師さんもその会社に雇用されてる従業員で、
その人をヘルスキーパーって呼んで、
企業の中に設置した施術室をヘルスキーパールームって呼ぶ。
大企業なんかにはあるんですよね。
こういうの。
この仕組みかもっと活性化することによって、
視覚障害者の雇用が促進されないか?
そんなことをチラリと「主体的」に思うもんだから、
ゼミの仲間や視覚障害者の先輩とか仕事を通した友人とか学校で教わってる先生らと
「討論」なんかもしちゃって
「論理的」に「研究」して「発表」しようかと。

じゃー、ヘルスキーパールームの活性化のために、
何に絞って学び、研究するのかってのをグッと絞り込まなきゃいけないわけです。

例えばの話です。
ある高校野球のチームが
「今度の試合は何がなんでも勝つんだ!」って思うなら、
守備力と攻撃力とどっちを強化しようかってんで、
もう試合は近いから、オレらの長所でもある
「攻撃力を強化しよう」ってことを中心にやろうって決めて、
じゃー、
攻撃の強化のためにワタシの役目は研究だってことなんで、
したら、
「打撃のスイングスピード上昇に直結する筋力トレーニングの研究」なのか、
「得点力を最大化する打順構成のための調査研究」なのか、
「送りバントの成功と失敗が勝敗決定に関わる要因の分析研究」なのか、
どれにすっかなと。
どれも勝つためにやってみたい研究だ。
だけど、
オレに出来るの?
で、どれがオレに合ってる?
てか、試合までに出来るの?
そもそも、それで強くなる?
みたいな感じで、

「視覚障害者がもっと活躍する社会のために」
「ヘルスキーパーってもっとクローズアップされてもよくね?」
ってのは決めた。
じゃー、
ワタナベはどんな研究をするの?
何が出来るの?
ワタナベに出来るの?
で、どれがワタナベに合ってるの?
てか、卒業までに出来るの?
そもそも、それで活性化すんの?
みたいな感じ。
なのです。

7月の末にゼミで研究の概要を発表するんで(しなきゃいけないんで)
その後には、このブログでも何を研究するのかって紹介したいと思うのですが、
こんな感じかな?
って思ってることをチラッとお伝えします。
さっきの野球の例えで言うなら

チームを強くしたいって思うなら
強いチームがやってることを真似たらどうかと。
で、
ワタシに合ってることで、
卒業までに間に合わせるとしたら、
スゲーツエー強豪校の「監督」と「選手」にインタビューをしてみようかと。
4チームくらい。
その中の「明らかな」共通点と、
その中の「隠れてた」共通点を
ワタシの主観を排除して、
インタビューデータをテキスト化して、
同じこと、近いこと、違うことを抽出して、分析して、
監督と選手のコミュニケーションのあり方、
そこにあるそれぞれの感情や思考。
それに伴った「行動」の共通点が見つかれば、
他のチームもその「行動」を真似て、
そのスキルを上げていけばチームって強くなるんじゃないか?

こんなイメージ。
てか、野球に例えるとより訳わかんないですかね^^;

この例にある「監督」をヘルスキーパールームの責任者である「上司」に変えて、
「選手」をヘルスキーパーである「視覚障害のある施術者(従業員)」に変える。
そんな感じ。

なんか、楽しみなんですよね。
まだスタートもしてないのに。
なんか、
「はじめてのおつかい」って番組の一場面な感じ。

お母さん
「シンちゃん、出来る?研究ね。主体的ってわかる??」

シンちゃん
「ん!できるぅ!シュタイテキわかるよぉー!」

お母さん
「えらいねー。ママもね、シンちゃんなら出来るって信じてるからね。今日は一緒じゃないけど、本当に大丈夫??」

シンちゃん
「ん!ぜんぜん大丈夫だよ!ボクもうひとりで大丈夫だよ!ママはゲームでもしてて!」

なーんて、言って元気よく家を出たシンちゃん。
速攻でママに内緒でコンビニでビール買って、
酔っ払って歩いてるうちにママに何頼まれたか忘れちゃいます。
で、
立ちすくんで、泣いて、泣き喚いて、
歩いたり、走ったり、止まったりして、
止まった時から、何か思いついたように歩き出した時にかかる

♪〜
しょっげないっでよ!ベイベー!!〜♬
って、近藤房之助のシャウト。
あの声とメロディが必ず押してくれる(^^)

あんな感じだろうなぁ。
って想像したりしてます。
買うもんちょっと間違ったもん買って帰ってきて、
ママにギューーーってしてもらうシンちゃん。

マ、ママってね。。
87歳の母?
いやいやいやいや、
じゃ、
そのかわりの人って。。
ゼミの先生?
ギューって?
オトコ。。
ん、
自分だな。
自分。
自分で自分を
ギューって。

「はじめてのおつかい」のような
51歳のゼミナール」
乞うご期待。

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