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『最後にみんなで笑い合う』 田中良美

こんにちは。

武蔵大学女子ラクロス部
4年MGの田中良美です。

正直、このコロナを恨んでいる自分がいます。

「昇格」がないと聞いた時、悔しさと、悲しさと、やるせなさでいっぱいになりました。

4年間「昇格」を夢に努力してきたからこそ、最高な仲間と共に、最高の舞台に勝ち上がりたかった。今年は絶対に叶えたかった。

3年間叶えられなかった夢を、自分の代である今年にかける想いはとても強く、今でも信じられていない自分がいます。

コロナの期間になってから、同期で沢山ミーティングをしてきました。
みんなで泣いて、想いをぶつけ合った時もありました。それでも、全力で取り組もうと前を向けるのは、今年全員で作ったチームビジョンがあるからです。

「最後にみんなで笑い合う」

これは、コロナが流行る前、20武蔵がスタートする時に掲げたものです。

プレイヤー、マネージャー関係なく
試合での役割に関係なく
先輩、後輩関係なく
最後には全員で心から笑い合いたいという想いでこのビジョンを掲げました。

この想いは、昇格試合がなくなったからといって、変わることはありません。

だからこそ、コロナの状況でもこのビジョンを達成するためにチームで1つになろうとしています。

制限がある今、どうすれば最後にみんなで笑い合うことができるのか?

それは、「一人一人が納得するまでやり切る」こと「仲間を想った行動をする」ことです。

スタメンになること、苦手を克服すること、試合で勝つこと、

人それぞれ沢山あると思います。

1人1人が、20チームが終わる時、自分はこれを頑張った、これは絶対に負けない。後悔はない。

という状態になれば、心から笑えると思います。

そして、努力してない人、真剣に向き合ってない人、チームを考えていない人とは笑い合えないですよね?

私たちは、技術力だけではなく、人間力も高めていきたいと考えています。
一緒に笑い合いたいと思える人にそれぞれがなる。

制限がある状況で、一人一人が全てをやりきり、後悔なく終われるか。いかに自分がチームを考え、行動できるか。

それが

「最後にみんなで笑い合う」

ことに繋がると思っています。

このコロナ自粛により、

常に良いグラウンドがあり、いつでも練習できる環境は当たり前ではなかったことに気づくことができました。

信頼しあえる仲間とラクロスすることが、とてもかけがえのない時間だということに気づくことができました。

この先、当たり前の大切さに気づくことができた自分たちは強いと思います。
今まで通りの環境に戻った時、何十倍も成長できると思います。

「未来に誇れる今を」

これはコーチが私たちにいつも伝えてくれる言葉です。
私自身、辛い時に何回もこの言葉で頑張ることができました。

私はこの言葉を胸に、
最後にみんなで笑い合うためにも、
「今」できるこを精一杯取り組みたいと思います。

皆さんでこの状況に打ち勝ち、最高の笑顔でラクロスできる日を楽しみにしています!!