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『行動と情熱』 齋藤達彦

はじめまして。
千葉大学男子ラクロス部 齋藤達彦と申します。

まずはこれまでたくさんのnoteの執筆本当にありがとうございます。

つらつらと自分の想いを書いていこうと思います。良ければ読んでみてください。

昨シーズン、リーグ戦も一勝しかできず、迎えた入れ替え戦ではサドンの末、5-5で決着つかずコイントスでの下入れ替え。
個人としても中心として出ていて、リーグ戦期はリーダーでもあったのでただただ何もできていない自分が不甲斐なく、申し訳ないという気持ちが大きかった。

改善点はいくらでもあった。裕樹さんに頼りっきりなDF組織も、クリアのパスキャ、グラボの寄り、強さ。こだわれるところはたくさんあったのにそこにしっかり向き合わず、臭いものにふたをし、騙し騙しやっていたから負けた。
だからこそ今年は様々なところにこだわって、
俺が一部にチームを上げる。そんな想いで今シーズンを始めた。

たぶん同じような思いを同期はみんな持っていたと思う。
「俺たちの手で手放してしまった一部の舞台を取り戻す」
そう学年で話して千葉大の20チームはスタートした。

その直後に新型コロナウイルス拡大での練習自粛。
正直最初はここまで大事になるなんて思ってなくて、すこししたらまた普通に練習して試合する日常が戻ってくると思ってた。
でもそこから状況は悪化していき、先日の発表で正式に今年の入替戦がないことが決定した。
試合がなくなるかもという不安からもう実際に入れ替えがないといわれたショックは大きかった。
社会的状況をみたら特別試合としてでも試合できること自体がとてもありがたかったけど、チームが今年一番大事にしていた入れ替え戦がないということで正直落ち込んだ。(みんなには嘘だっていわれそうだけど笑)

それでも「入れ替え戦がない、だからもういいや」ってなるのは絶対に嫌だった。
なんで今年なんだよ...って考えるのもやめた。
結局それは時間の無駄でしかないと気付いたから。

千葉大男ラクは(というよりおれは?)よくGMの渉さんから言われていることがある。

「自分のコントロールできるところに熱量を注げ」

コロナが起きてしまったことは自分たちにはもうコントロールできない。
でもそのコロナ禍でどんな行動をするかはコントロールできる。
従来のリーグ戦がなく、入れ替え戦もないことはもうコントロールできない。
でもどんな気持ちで、結果で四年間をおわすかはコントロールできる。

まあ要はコロナうざとか思っているより先にできる行動をしようってことだ。

これは正直みんな普段からやっていることだと思う。
動かせないリーグ戦日程のなかでどう試合にベストな状態で持っていくか。
人数が少ない中でどう人数を苦にしないで試合を運ぶか。

それでもこんな突発的な時、人は何かに原因を見つけてそのせいにしようとしてしまう。
でもこんな時だからこそ今自分にできることは何なのか、チームに対し何ができるかを考えて行動できる人でありたいと思った。

自分自身最初はコロナに文句ばっか言ってたけどこの時期だからこそできることを探して取り組めるようになったと思う。

リモートワークも増え時間があるのでOBさんとの接点をふやす取り組みもやってみた(協力していただいたOBの皆様ありがとうございました。)
なにかできないかとKEEP THE FUTURE of LACROSSEのクラファン委員にも混ぜてもらった。
翔大がさそってくれてこのプロジェクトにも参加することができた(実行委員のみんなありがとう!)

行動が情熱を生み、情熱が行動を生む

なにか探せばやれることはきっとある。
行動を起こせばきっと、情熱はそこについてくる。

それでも自分の中に行動をおこす情熱もなくなってしまったという人がいるなら周りをみるといい。
同期、先輩、後輩、他大の友達、ラクロス以外の知り合い
周りをみれば頑張っている人はきっといる。その人の熱にあてられ自分も!と行動を起こすのもいいと思う。
実際自分もこんな時でも愚直にチームをまとめようとする主将や同期をみて頑張ろうと思えた。

もしそんな人が周りにいないのならそれこそこのプロジェクトのnoteを読んでほしい。
全国各地のたくさんの人が今にかける想い、取り組みをつづってくれている。

このプロジェクトが少しでも多くの人の何かのきっかけになれればと思います。

千葉大学4年  齋藤達彦