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『今すべきこと』 秋元亮

今回翔大から声をかけてもらい、
この企画に参加させて頂くことになりました。
明星大学4年の秋元亮です!
同い年でここまで行動力のある翔大を尊敬してます。素晴らしい企画をありがとう!

突然来たコロナウイルス、
最初は大したことないだろうと思っていた。
すぐ収まるって。コロナに効く薬ができて、インフルエンザみたいにすぐに治る。
だけど収まるどころか、どんどん広がって今では大学に行けない、ラクロスの練習もできない状況になった。『最後の年なのに、先輩たちが頑張ってあげてくれた2部の舞台で試合が出来るというのに。何故こんなことになるんだよ。』そう思った。
しまいには、入れ替えなし、リーグ戦も無観客。自分の今までの努力ややってきたことが全て無意味になった気がした。

ある日の同期ミーティングで今後についてどうしていくか話した。正直俺はあまり気持ちがのっていなかった。
そんな時に自分達のキャプテン三宅航平は

『こうなってしまった以上仕方がない。
俺はそれでも今までで1番本気で熱くなれる試合をしたい。でも、誰か1人でもやる気がなくなったり、ダラダラするようだったら、俺らはここで引退しよう』

俺はこの言葉を聞いて、頑張って最後までやろうって思った。みんなも同じく最後までやり切ると約束した。

でも、ただやり切るだけではダメだ。
最後に後輩たちに何を残していけるか考えようと三宅を中心に話した。
個人個人で後輩に残していけるものを考えた結果、俺は開塾の繋がりだったり、外部に積極的に参加して周りを巻き込む姿勢。
そして自分の得意なパスキャッチの技術、これを後輩たちに残していこうと思った。

外部に出て学ぶ事の素晴らしさ。
日本代表クラスの方達とできる素晴らしさ。
これらは他のスポーツではなかなか難しい事で、ラクロスだから出来る事だと思ってる。パスキャッチは簡単なようで奥が深いと思ってる。

まだまだ、明星から外部に行ってやる選手は少ないけど、この機会に少しでも増えてもらえるように、チームのパスキャッチの技術が少しでも上がるように、今の自分に出来ることを精一杯やっていきたいと思う。

まだまだ発展途上のスポーツラクロス、そしてこれからどんどん強くなる明星大学にぜひ注目して欲しい。