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日比野の妊娠#1_ワタシにコドモ?

妊娠発覚
病気を疑い産婦人科を受診の巻


生理について

わたくし日比野は、
友人や家族の話を聞く限り
まあ生理は完全に軽い方の女である。

生理痛を経験したことはないし、
量も多くはないし、
2日目には量もかなり少なくなり
インクの出ないペンみたいな量になり
5日もあれば完全に終わるため期間も短い。

もしかしたら
これが普通の人が多いのか少ないのか
分からないが続ける

そんな私は
痩せるとたまに生理が遅れたりした経験もあり
予定日後1ヶ月生理が来なかった今回も
「まぁ、夏だし体重減ったしな〜」
程度の認識である。

しかし
いっこうに予兆はなく
学生時代に習った
「2ヶ月遅れたら…」という知識のもと
もうすぐ生理予定日から2ヶ月だし
病気だったら嫌だから
可能性は潰しておこうと病院へ。

よくよく考えると数え方が多分違う。

生理予定日から2ヶ月はつまり
前回の生理から3ヶ月は経っているのだ。


はじめての産婦人科

まあ
そんなことは梅雨知らず、
微塵も妊娠の可能性が頭にない私は
ガンなのかなとか子宮に異常か?などと
初めての産婦人科の待合室や
カウンセリング、
中待合室に圧倒されながら
考えを巡らせていた。

考え過ぎて
待合室にたくさんいるはずの
妊婦さんなんて全く記憶にない。

そして
私のターン
先生や看護師さんに誘導されるままに
指示されるまま
あの股開きマシーンに乗り
なかを検査される。

そして
検査中に即
「あ〜、妊娠してるね〜」と
通常テンションの先生の一言。

先にも書いたように
思い当たる節も全くなく
病気を疑い受診しただけで
まさかの妊娠発覚。

現実なのか分からないまま
とりあえずパンツとズボンを履いて
先生の話を聞きに行く。

産婦人科にとっては
あるあるなのかもしれないが、
私にとって妊娠は身近ではなく
ないないだったので

先生の
(心当たりあるから診察きたんでしょ?)
てきな空気や

看護師さん(女性)の
おめでとうございます!な雰囲気が

余計に
私の脳と心と現実を
全て一致しない感覚に導き

はい?何言ってるんだ?
となった瞬間だった。

発覚時に
9週は過ぎていたことから
きっとツワリや体調の違いから気づく人が
多いことがこの雰囲気を
生み出したのだと思う。

私の場合
妊娠しているかもリストの
吐き気や微熱、食の変化は全くなかった。
鈍感すぎなだけか当時の自分よ。

しかし
私にとっては青天の霹靂で
求めてもないのに写真までくれるし

「次の検診いつにしようか?」
と話は進んでいくし
「もし産まないんなら次回までに決めてきてね」
と即決を求められるしで
なんともまあ、テンポが良すぎる。

そんなこんなで
駐車場までのことも覚えていないし
車に乗って
(いま運転したら事故だろうな〜)
と気持ちや状況とは裏腹に
案外冷静な部分もある脳みそだった。

嬉しいか
嬉しくないでいうと
感情はゼロだった。

急に求められる決断と
想定外の事実。
自分の2〜3年のライフプラン外のイレギュラー。

考えることと
やるべきことが急に増えて
嬉しいとか嬉しくないとか
自分の感情が入るスキマなんて
これっぽちもなかった。

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