シンエヴァ

妻と娘には申し訳ないがエヴァ公開初日に有給を取り、ひっそり鑑賞することに。
チケット予約開始後、サーバーダウンに更新連打で対応しつつなんとか席確保。

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前作の予約履歴も残っていた。

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Q上映から8年ちょっと。
あの頃は仕事でエヴァの案件を担当し、ゲーム画面をデザインしていたのでエヴァ熱も最高潮だった。
いざQが公開されると、14年後という展開においてけぼり。
キャラクターの内面が見えぬまま終了。ちょっと消化不良。

そんな前作からどのような展開をするのか期待と不安が入り混じりつつ鑑賞。
序盤は田舎に泊まろう。お前らこういうの好きなんだろ?と制作の思惑を邪推してしまうようなほっこりストーリー。
Qと同じ世界とは思えないくらいの、えげつないギャップ。
TV版、旧劇を追ってきた身としてはキャラクターの成長に胸を打たれる。まんまと思惑通り。

中盤以降は前作までに撒き散らした伏線を怒涛の勢いで回収していく満足な展開。
そして更に撒き散らされる専門用語の嵐。これぞエヴァの真骨頂。

最後はとても清々しい終わり方。
あの旧劇のエンディングから24年、エヴァの呪縛から解き放たれた。
歳月は人も時代も変える。この年月を経なければ導けない解である。

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