スマブラにおけるジャッジという技の本質

※この記事はジャッジについてほとんど検証等していない人間が書いております。真面目な考察が読みたい方は他の記事を検索なさってください。

以下、本文。

ジャッジについて、お話しします。良い子のみんなはジャッジという技を知っているかな?もちろん、知ってるよね?(圧)

Mr.ゲーム&ウォッチ(以下、ゲムヲ)というキャラクターの横必殺技。発生は確か13F?で、横スマッシュ攻撃よりも1Fだけ速い(はず)。1〜9の数字どれか一つが技として出、その数字によって相手に当たった時の効果が変わるという、なんともまぁ不確定要素しかない技の事なのさ。

おそらく、ネットの端っこに書いてあるこの記事を読みにきた貴方は、ジャッジ9を相手に当てられた不満を抱えているのではないだろうか?もしくは、自分でたまたまゲムヲを使ってジャッジを振ってみたら相手にぶち当たってドーパミンがドバドバ出た経験があるのではないだろうか。人類は二種類に分けられる、ジャッジを当てる人間か、そうでないか、だ。

では、先述したように、なぜこんなにも、他のキャラクターの技にはほとんどない不確定要素を含んだ、この技が使われているのか、考えてみる。

一つ目はやはり、9を引き当て、相手に当てた時の爆発的アドバンテージだろう。

知らない人のため、ざっくり解説するが、ジャッジ1〜8は直接的に相手をバースト出来るような技では基本ない。しかし、ジャッジ9だけは、驚異的なダメージと吹っ飛ばしを誇る。おおよそファルコンやガノンの通常必殺技と同じくらいのダメージ量で、それ以上の吹っ飛ばし力がある。崖端で、よほどの重量級キャラでなければ、0%からバーストさせる事も少なくない。それがたった13Fで出せるのである(実際はその上で1/9、一度他の数字を出していれば1/8を引き当てる必要があるが)。これだけのリターンがある技を振らないプレイヤーがいるだろうか、いや、いない。(反語)

二つ目は、先ほど述べた、「常にバーストするかもしれない」という恐怖感を相手に植え付けることが出来る点だ。

0%や低パーセントでバーストするのは相手にとって最も避けたい状況だ。となれば、当然、ゲムヲ側が近づいた時、ガードや回避が多くなるだろう。そこを掴みなり、ディレイをかけた攻撃なり、判定持続が長い技を振るなりで崩していくのである。そして、パーセントが溜まったら、個人的に推奨するのはジャッジである事はここまで読んだ諸兄なら理解しているはずだが、撃墜を狙うのである。ゲムヲのスマッシュや強攻撃はそこまで吹っ飛ばしが大きい方ではないが、パーセントさえ溜まっていれば発生の速さ、判定の持続、優秀なベクトルなど、撃墜択として強い要素が多くある。つまり、ジャッジを見せつける事で、相手に俗に言う、オワタ式を背負わせる事が可能なのである。

三つ目は、もちろん、気持ち良さである。

0%からの空中前攻撃、上強攻撃、Sジャンプ登りジャッジによる即死コンや、下スマッシュ攻撃による埋め状態からのジャッジ、弱攻撃によるダウン連からのジャッジ、などなど枚挙に暇が無いが、それだけのジャッジを当てられる状況で、見事確率を引き当て、9の数字を出し、相手をバーストさせた時の快感は、圧倒的である。ドーパミンがドバドバ出てきている事が自覚出来るほどだ。この快感を知った者は、もう横スマッシュ攻撃などというチマチマしたものに戻る事は出来ない。ただ、圧倒的な快楽とバースト力を求めて、ジャッジを振り続けてしまうのだ。

つまり、ここまでの内容を簡単に纏めると、「ワンチャン力が有って、相手にプレッシャーがかけられて、尚且つ当てると気持ちいい技」というわけだ。

どうだろう、今読んでいる読者のみなさんも、きっとジャッジを振りたくなってきたのではないだろうか。

なるほど、でも9なんてそんな狙って引き当てられないよと。たしかに。その通りです。

しかし、不思議なことに、ジャッジを振り続けていると、「あ、そろそろ9出そうだな」とか、そういう予感めいたものが身につくようになります。それを頼りに乱数調整をしていけば、貴方もきっとジャッジ9を当てる事が出来るはずです。

まだまだ語り足りないのですが、そろそろ締めさせていただきます。最初に述べましたが、ジャッジとは不確定要素の塊のような技です。時には1〜4しか出ない、なんて悲しい試合もあるでしょう。しかし、そんな試合を経れば経るほど、9を相手に当てた時の快感は10倍にも、3000倍にもなるのです。その圧倒的快感を、貴方も体感してみたいと思いませんか?

この記事が、新たなジャッジプレイヤーを産むことを信じて。

P.S.ジャッジを使えば強いプレイヤーも問答無用でバーストさせる事も可能です。強い友達に勝って、ギャフンと言わせたい人にもおススメです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?