『Life Like a Live!』は無理に予習せずとも楽しめるイベントである

この記事を開いてくれてありがとうございます。ぐよゆです。『VRアイドル えのぐ』(以下、えのぐ)を応援しています。

この記事の読者は、恐らくこの、『Life Like a Live!』(以下、えるすりー)を楽しみに待っている、各出演グループのファンの方々だと思うので、イベント自体の詳細は軽くにします。

『えるすりー』とは、2020年9月19日から22日にかけて行われる、オンライン上のバーチャルアイドルフェスのことです。出演グループは企業の枠を超えて計5グループほど(2020年8月14日現在。今後も増える可能性がある)。恐らく、VRアイドル界だけでなく、Vtuberも含めた、広い意味でのバーチャルタレント界において歴史に残るほど大きなイベントになるでしょう。

と、書きましたが、それはあくまで広い目で見た話。確かに、色んなVRアイドルが集まってイベントをやるのは凄い。でも、それが本当にファンにとって楽しいのか?と言われるとそれは別の話です。はっきり言って、自分の好きなグループが1曲2曲歌って終わりで、後は全部知らないグループが知らない歌を歌ってたら、それはつまらないかもしれないですよね?

でも大丈夫です。断言できます。知らないグループの知らない歌だろうが、グループのことを予習していようがいまいが、確実に楽しめます(もちろん、気の持ちようではありますが)

何故断言できるのか。簡単な話で、私も、同じような経験をした事があって、そのイベントを心の底から楽しむ事が出来たからです。

イベント名は、『Tacitly 1st AR LIVE@DMM VR THEATER YOKOHAMA』。このイベントは、ざっくり説明すると、『直感×アルゴリズム♪』というコンテンツ内に登場するアイドルグループ『Tacitly』のライブで、そこにゲストが何名か出演するというものでした。

そこに、私の応援している『えのぐ』もゲストとして出演していたわけです。

正直、私はライブに参加するのか、悩んでいました。「ゲスト出演の時間短かったらどうしよう」とか、そういった理由もありましたが、一番はやはり、「全く他の出演者について知らないし楽しめるのかな」でした。

しかし、実際にライブ当日を迎えたら、楽しみ過ぎて記憶を無くしていました。ただただ、「楽しい!なんか分からないけど凄い!可愛い!カッコいい!」という感情に支配されていました。

確かに、私が単純な性格で、周りの雰囲気に流されやすいというのもあるとは思いますが、それを差し引いても楽しいライブだったと言えます。全く他の出演者について予習をしていなかったにもかかわらず、です。

何故か。それは一重に、「他の出演者が魅力的だったから」です。

考えてもみてください。VRアイドルを好きなファンは大概、「パフォーマンス」に魅了されてファンになったはずです。もちろん、「タレント自身の魅力に惹かれた」場合もあるでしょうが、恐らくそのグループを知り、初めて触れる動画は「歌って踊る」ものだったのではないでしょうか。「歌って踊っているところに何か惹きつけられた」からファンになったのではないでしょうか。

『えるすりー』も同じです。各出演者の時間は恐らく短いでしょう。「知ってるグループ以外興味ない人」には退屈でしょう。しかし、どのグループのファンでも構いません。「好きなグループの歌って踊る姿に惹かれた人」であれば、このイベントを絶対に楽しめます。だって、どのグループもファンをそれなりに抱えるだけの「魅力」を備えていて、ちゃんと「歌って踊る」んです。だったら、「そこに魅力を感じずにはいられない」はずです。ハマるほどで無くても良いんです。確実にそこに「魅力」はあるんです。あとはそれをただ楽しむだけで良い。それだけなんです。

もちろん、予習した方が、「あっ、これはあの曲だな」と楽しむ事が出来ます。しかし、予習をしていなくても、「なんか分からないけど凄いぞ!魅力的だ!」と楽しむ事も出来るのです。

なので、どうか、「他のグループ知らないし、観なくて良いかな…」なんて勿体無い事をしないで欲しいなと思うのです。むしろ、「他はどんなグループなんだろう!ワクワクドキドキだ!」という気持ちで参加して欲しいのです。

ここまで書いておいてなんですが、私の体験と今回の『えるすりー』は、オフラインかオンラインかという点において違うため、もしかすると全く違う体験になるかもしれません。他のグループの時には盛り上がれない、なんて事もあるかもしれません。

でも、そこで、ちゃんと出演者の事を観て、聴いていれば、きっと、「楽しい!」と思えます。だから、是非、色んなグループを観てください。それで自分の応援しているグループの良さを再認識するも良し、他のグループも好きになっても良し。そういう機会を作るために、この『えるすりー』はあるんじゃないかなと、私は思います。

最後に、ここまで読んでくれてありがとうございました。『えるすりー』が大成功したら、第二回第三回の『えるすりー』があるかもしれません。そしてその時にはきっと、リアルでフェスを開催して、大盛り上がりで大変なことになってるかもしれません。もし、そんな時が来たら、現地で一緒に盛り上がって、楽しみましょう!

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