つれづれつづり/028

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    それぞれ、おのおの、つれづれにつづります。

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「好きな気持ち」がうまく言えない

そんな私が、人を好きになった。 仕事の後輩。出会いは4年前。後輩君と呼ぶことにする。 はじめは、チームもちがうし、その子の指導係も別にいたから直接かかわることはなかったけれど、 シンプルに、かわいい。 一生懸命なところとか、ノリのいいところとか、見た目も含めてかわいいのだ。 遠巻きに見守るくらいだったけれど、たくさんいる中の一人、きっと向こうにとっては直接かかわろうとは思わないだろうなーと思い、何も変わらない日々が続いた。 その年の末、まだオフィシャルに“忘年会”が開け

    • 飲み会の魅力

       感染予防対策として、マスクの着用が当たり前となり、人と話すときも距離を取るなど、今までの当たり前な状況が一変した。私も、動揺が走り、大好きな飲み会ができないことを憂いた。そんな時、メディアでは「zoom飲み」が推奨され始めた。離れていても、複数人でつながることができるなんて。私は喜んだ。  もともとガジェットに強くない私が、慣れない手でネットをつなぎ、初めて友達の顔が表示された時には感動だった。その後、続々と参加してくる他のメンバー。いつもの顔ぶれが揃い、2時間はあっという

      • 「人」を好きになるということ

        人たらし。ぼくは、仲良くなった人によくそう言われる。 「恋愛観」というテーマでつづり始めるにあたり、まずは自分の人とのかかわりについて振り返ることから始めようと思う。 もともと人とかかわることが、特別得意ではなかった子ども時代。三兄弟の長男として生まれた自分は、いつも親戚を前に「長男として」「立派でなければ」というものを求められてた、というかそう勝手に感じるような子どもだった。そうでなければ、自分じゃない、という思いをもつようになっていたとも思う。 そこからだと思う。相

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