つれづれつづり/018

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    それぞれ、おのおの、つれづれにつづります。

最近の記事

真実は、君と共にある。迷わず進んでくれ。

 というわけで、最近の話。あれこれ悩んでいた二十歳くらいから、さらに同じだけ長く生きてしまって、自分の価値観や恋愛観は変わったのかな。育まれたのかな。よく分からない。ただ、変わったこともあれば、変わらないものもある、ということだけは分かる。  現在進行形の恋愛も含めて、この10年間は何となく生きるための基盤を気づいてきた10年だったように思う(今更やっと?)。定職にも就き、仕事もまぁまぁ楽しいし、何とか生活できている。そして私生活でも自分の存在を無条件に認めてくれる存在がい

    • 私が死んでも代わりはいるもの。

       たくさんの同級生を好きになった高校時代は、ゲイである自分を受け入れるため、ゲイとしての活動を開始した時代でもあった。わざわざ地元ではなく、繁華街の大きな本屋にゲイ雑誌を買い求めに出向き(今思えばゲイ雑誌の存在はどうやって知ったのだろう)、寮の部屋は二人部屋だったので、相方がいない隙を狙って隠れて読んでいた気がする。今は無き雑誌の文通欄を使い、自分以外のゲイの人と会った。何度かやりとりして初めて会ったのは、自分が住む町から300kmほど離れた町に住む、教師をしている年上の人だ

      • 最低だ……俺って。

         ——恋愛観:恋愛に関する考え方を指す語。恋愛とはこういうものだという一般論や、こういう恋愛がしたいという理想論などを意味することが多い——  自分の恋愛観を考えてみるとき、やはり初めて恋らしきものをした時のことから振り返ってみた方が良いのだろうか。物心ついて、記憶に残っている初恋は小学生時代。思い浮かぶのは担任のS先生と、Mさんという女子のことだろう。  もっとも保育園に通っている頃から、もっぱら一緒に遊ぶのは女子であり、ごっこ遊びや人形遊びが好きな子どもだったと思う。

      真実は、君と共にある。迷わず進んでくれ。

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