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1月が行こうとする

今年の始まりの月はゆっくり過ぎているように感じます
今年もコロナという騒がしい物騒なものに振り回されて過ぎていきそうです
喉元過ぎれば熱さも忘れるはずなのに、残った不安はまだ気管支で痛みを伝えています
からだはそんな反応を見落とすはずもなく
カレンダーの最後にはコロナの賑わいを追うように、3度目のワクチン予約をお年寄りが始めました


山は寒さを讃え
谷は豊かさを讃え
河は命を讃え
異国の海底では地球が怒りを爆発させた
だけど人はどんな時も生き延びようと抵抗を繰り返し
細胞は記憶したものを百分の一秒の速さで反応させています


太陽は低く光を、熱を、伝え
風は塵を、雲を、運び
雨は栄養を、泥を、流し
生き物は寒さをからだで知りながら月日を送り
丸い地球の反対側は熱さをからだで知りながら月日を送っています
日々は確実に時を刻み
そこには記憶として残された歴史が日常という時計で動かされています
2022年の1月が行こうとしています

皆様、おかわりありませぬように
おからだご自愛ください



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