親がやっちゃいけないこと

ナンバーワン

いくら高齢でも
いくら病気でも

お別れが、早いからと
ほのめかすこと

お別れが早いなら
ぎゅっと抱きしめて
うんと近くにいて
うるさいほどに
言いたいことを
語り合うこと

早く別れるからと
自立という我慢をさせたり
距離を取ったり
他の誰かになつかせたり
託したりしないこと

最初から最後まで
ただ
一緒にいようとすること
味方でいること

早くお別れしたくないと
ちゃんということ

手放さないこと

喧嘩してもいいこと

ただいるだけでいいこと

中途半端にしちゃうと
子供は何かに誰かに
「依存」するしかないんだよ

人間はそんなに強くないこと

弱さも見せてよいこと

見せることのできる人に出会うこと

今朝、夢を見た

夢の中で
わたしは今仲良しのみんなと
何やら楽しくしていました
わたしの送別会です
新卒4年目の春でした

わたしは明日
大好きなお母さんのいる
実家に帰るのを楽しみにしていました
うれしく思っていました

嬉しい気持ちが
あったことを思い出しました

お母さん以外は
地獄で戦場で
でも、
社会人をまるっと3年頑張って
もう、大丈夫だと
もう、負かされないと
そう思っていました

大好きな街を選ぶか
お母さんを選ぶか

両方どり出来るほど
そこでの仕事が好きではなかった
会社が吸収合併されて
先止まりが見えて
つまらなくなって
まだ若かった

わたしは
故郷で上手くやっていけるって
ちょっとは思っていた

楽しみにしていたんだよ
ちょっとはね

大好きなお母さんがいれば
お母さんを守るためなら大丈夫

驚愕のアウェイ攻撃で
2人とも殺されてさ
（戸籍上の家族なんて！）

わたしは疫病神を呼び込んで
疫病神に依存して

いちばん大好きなはずの
お母さんの、
命を追い詰めた

ちょっとの隙で
もう遺体になってた

浴槽で

ドラマで飽きるほど見ていたし
講習もうけていたからか
心臓マッサージはできて
心拍だけ帰ってきた

母の根性だろう
わたしも母も縁を切った
義理の子供3人を揃えるためだけの
心拍

でもね

呼ぶ必要なかった
葬儀も知らせずにすればよかった

公開処刑で仕返しにはなったけど
あんなの葬儀じゃなかった

おわかれも
なにもちゃんとできないから
喪主って
代行業になればいいのに
（ちゃんとした家族は
　家族内でできてて羨ましかった今年
  思い知らされた）

ここに馬鹿みたいに
だいすきを繰り返すのは
生きているうちに
言えなかったからだ

生きてるうちに
言いたかった

蠍座の新月は
蠍座の季節は
今年はえぐくて
気がついたら
毎日涙が出ます

心を先に離しちゃいけない
それは逆効果

どんなに高齢出産でも
どんなに体がきつくても

みっともない日常でも

気づいたね？
みんな同じ

生きてるうちから
遠ざけちゃだめだよ