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ありがとう優しい人たち

幼馴染のお父様が急逝されました

おかげさまで
お通夜にお参りさせていただけました


やけに落ちつかないわたし
道中で
「そっか、友達の親御さんの葬儀に
 参列するのは
 初めて!」


逆は早々に、済ませておいて…
(高齢出産の子供であるよ。わたしは)


「顔、みちゃって」

「おいちゃん」に
ゆっくりお別れできました
(おいちゃん:方言:おとうさん、おじさん)


もうね、老けてなくて
微笑みで眠っておられた

(…起きちゃいなよ。ねえ)って
なんだこの若々しい83歳は…


友達と母上様が
倒れた時には居合わせなかったのも
ほっとしました
(比べているわけじゃないよ
 だからって悲しみは同じ
 勝手なわたしの気持ち)


悲しい人が
ちゃんと悲しめている
(気は張ってるけど)

当たり前そうで当たり前でない
尊い、優しい時間でした




そう、当たり前じゃなかっただけ
わたしが住んでいた世界は


戦場だった(省略)
わたしの両親の時を思い出しました
…いや、しかたなかったね
…いや、よくがんばったね


あーあー
あんなことになっちゃった
いっしょけんめいだったのに
何かみんなそれぞれ
まちがっちゃった

でもその時は
それが精一杯だった

ご住職のお経を聴きながら

おいちゃんは

すごく大きなわたしの傷を
あかるく笑い飛ばして(いつものように)
くれたのだと思いました


なんということでしょう…
ありがとう



もうね。なんかね
友達に
がしっとハグして
「わたしの前では、
 一生泣いていいからなっ」


…プロポーズか?!
旦那さんいる友達に?!
…プロポーズって、されたことないのに…

「泣けてる??(泣かしたっ…ああ)
 思いっきり悲しめっ」



って、親族一同の前で
やらかしていました(笑)
わたしたち33中間〜☆(数秘ね)

そして、どうしてこんな人格?が?
でてきたわたし
(緊張していたのかこう…)


友達はひとりっこだから
母上様から
「よろしくね」って言われちゃうけど、
圧倒的に世話になっている私です。

お母様に
「うんと長生きしてね。
ぜったい長生きしてねっ」

ってしつこく言ってしまいました

喪主はお母様でしたが
代表の挨拶は
友達のご主人でした(最後泣いてた)

よかった
こういう人選ありなんですね
なんて優しい世界なんだろう…

ほんとによかった
かなしみでやっとそこにいる人の役目を
ちゃんと支えてくれる人がいるなんて

すてきなご家族だなあ…
(知ってたけど
 わたしはそこがとてもうらやましかった
 ちょっと混ぜてもらえて
 うちとはちがうなあって)

「泣けてる?
 ちゃんと悲しめ」

これは、わたしが欲しかったことば
欲しかった気持ち

わたしは過去のわたしに
語りかけたんだね…

左上がわたしだって
なんか思った


素直に

泣いて
悲しんで
悼む気持ち

やっと
自分に許可が出せた
みたいです


長かったなあ…


33…持ちのわたくし
なぜか松岡修造降臨していた


(数秘の友達から以前
33は、松岡修造と明石家さんまがふたり
と、告げられ
暑苦しいって叫んだのに…)


ああ、もう
夏だね

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