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2024/10/29 "自宅焼肉"と29の日

<晩御飯>
・焼肉
・野菜
・キムチ
・たまごスープ

行田家の献立(2024/10/29)

この日は夫がポイントで頼んでくれた神戸牛の焼肉。私は初めて神戸牛を食べましたが、脂たっぷりな味が好みでした。モモなんかはバランスよく脂の味に勝つ旨みがありましたが、私は神戸牛なら脂を堪能したいのでカルビ一択でした。

今日が豪華な晩御飯だったのは29(肉)の日だから。
昨年の良い肉の日に入籍したので、毎月29の日は良いお肉を食べてお互いに感謝を伝える日としています。
振り返ってみると揉めたりした期間がったり小さい不満を持ったりもしましたが、総じて感謝の方が大きいです。私に対する思いやりや優しさもそうですが、それ以上に人として成長させてくれて私のゆっくり成長に付き合ってくれるところが大きいです。
26歳で結婚した私は、仕事も家庭も理想像があり、中途半端に手に入れたキャリアや交友関係等々も相まってスーパープライド高く、その割に臆病で繊細で傷つきやすく、20代特有の鋭さと脆さを持った面倒な人間でした。今もそういった面は多聞にありますが、プライドは大分低くなりましたし、他人より多くの物を手に入れたいと思うことも減りました。多少の図太さも手に入れ、悲劇のヒロイン思考は殆どなくなり、理不尽や納得できないことに負けて勝つことや、そもそも取り合わないことを覚えました。プライドが傷つくことを回避するよりも、嫌なことは忘れる。そのために、負ける・取り合わない。そうすることで、引きずらずに済みますし、メンタルの健康が保たれて上機嫌で過ごせる時間が増えました。
自分にとって最も重要なことが何か考え、それ以外のことは大抵どうでも良いことで、重要なことを成し遂げる・手に入れるために必要な議論以外は極力しないことを意識できるようになりました。相手には相手の価値観があり、私とは違うことも分かり、それは相手と分かり合えないことだとも分かりました。でも、歩み寄ることができるということも知りました。自分の価値観を変えずに相手を尊重することの重要性も知りました。他人にはできていた配慮も身内と思うとつい甘えてしまいますが、自分以外は所詮他人ですので、人生で最も長い時間を共に過ごす身内にこそ細心の配慮が必要だということも知りました。

子供が生まれたらまた違った私になるんだろうと思います。
わずかな夫婦2人の時間、その時間で作り上げられた私、を楽しもうと思います。
来月のスーパー29の日(結婚記念日)は、レストランにでも行きたいと思います。楽しみです。

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