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カムフロムアウェイを最大限楽しむための個人的予習

来たる3月21日
19:00からの100分間+アフタートークを存分に満喫するために、今回はnoteに書きながら準備してみようと思う。
今作を観劇する予定の方々が楽しむ一助にもなれたらと思うため全体公開するが、調べきれなかった点は○○等で記載、もしくは未記載となっていることを読まれる方にはご理解いただきたい。
そして、これは個人的予習のnoteであるため、人に見せることを第一としていないこともご理解頂けたらと思う。
(※ 編集の度に文章マシマシの1万文字超えとなっているため、軽く読みたい方は目次から気になる所だけを読むことを推奨。)
(3/21の観劇を終えたが、せっかくなので随時更新は続ける。有料の公演プログラムにしか記載がない内容は基本的には記載しないため、あえて情報不足となってる点あり。)


はじめに

「家に帰るまでが遠足です」
「チケット購入からが観劇です」

演劇の楽しみってチケットを取る時から始まると思う。基本的に先行抽選でチケットを購入することが殆どだから、大体半年前くらいから舞台について考え始める。
『カムフロムアウェイ』の場合は以下の通りだ。

2023/3/30
 『カムフロムアウェイ』の情報解禁で出演者を知
  り、内容知らずにチケット購入を心に決める。
10/6
 公式の知らせで先行抽選の開始日を知り、チケッ
 ト申込日を検討しはじめる。
10/28 先行抽選チケット申込
 当選を信じ、公式や関係者の情報供給でワクワク
 を高めていく。
11/15 抽選結果発表
  当選した席を確認し微妙な気持ちになるが、当選
 しただけ良かったとして気持ちを切り替える。
12月 ブロードウェイのCDを聴き始める
 英語がわからないため和訳を確認して、内容を理
 解しはじめる。
2024/1  ひたすら色んな情報を追い求めつつ、ブロ
 ードウェイの音楽に浸る。
2月 MBS毎日放送の特集、公開稽古のYouTubeを
 観る。

そう、2月に入ってから音声付きの稽古映像が発信された。ここで私は危機感を覚えた。

日本語なのに早くて聴き取れない箇所がある。

どんなに素晴らしい作品でも、もう一度観たいと思う作品でも、基本的に私は1度しか観劇しない。
そうなると1度の観劇で目一杯楽しむためには予習が必須なのだ。理解しきれず帰るのは作品に関わる方々に申し訳ない。
そして今回の演目を一言で述べるなら「9.11同時多発テロの後日談」という所だと思うが、当時の私は幼く、興味を持つことが無かったようでニュースについての記憶が全く無く、史実の1つとしか捉えられていないのだ。
そのため、大体のストーリーを理解することは勿論だけど、気になったことなど何でも書き留めていこうと思う。
観劇予定の来たるその日まで、
カムフロムアウェイを最大限楽しむために、このnoteは随時更新していく。

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ストーリー(歌詞)

ストーリーを書けたらと思っていたが、原作本が無いことがわかり断念。Apple TVの独占配信があるのを知ったが、登録していない私は今のところそれも視聴出来ておらず。観劇予定日が近くなったら登録してみようと思う。
今はブロードウェイのCDの歌詞を和訳して、理解できる範囲のあらすじを学ぶこととする。また、公式等の動画から耳コピで聴き取った歌詞・台詞を以下に記す。
そのため、ネタバレや正確性の低いストーリーのブツ切りが嫌な人は読み飛ばすことを勧める。

Welcome To The Rock

(この曲は公式YouTubeより配信あり。有料公演プログラムにも記載されていたため冒頭のみ文字起こしする。)

クロード:「北米の北東の果て、ニューファンドランドという島に空港がある。かつては世界最大の空港の1つだった。その横にある街がガンダー。」
オズ:「街には警官2人の警察署」
ビューラ:「小学校」
ボニー:「動物愛護協会」
ジャニス:「地元テレビ局」
ダグ:「ホッケーリンクがある」
クロード:「小さな街だが大海原に作れた巨大な岩の上。全員が顔を知り、そしてそこにいる全員にそれぞれの物語がある。あの日がどんな風にして始まったか」
♪Welcome to the Rock
わからないだろう この島の話の半分も
島が人間を作ることも 遠くから来た人には
Welcome to the Rock
ビューラ:「あの朝、私は教室にいた。新学期1日目なのにスクールバスがストライキ。私は代わりをしてる。アネットが遅刻をしてるから。」
アネット:「ごめんビューラ。子どもたちどう?」
ビューラ:「大して元気ではないわ。こんな天気のいい日に教室にいるんだから。だから私、今朝は午前中の授業だけやるって言ったら子どもたちが大喜び。午後に残りをやるって言うまでは。」
アネット:笑
♪ここの天気は激しく荒れる
人はやさしい 空は厳しい
あまりに遠い夢よディズニーランド
フィッシュ&チップス このニューファンドランド
Welcome to the Rock
そう 我ら この島の民…
オズ:「あの朝俺は空港にいた」

On the Edge
アリがアラビア語で母親と電話している
旅客11?(橋本):「こいつ何で英語喋らないんだ!」
アリ:「何ですか」
* * *
♪追い出すんだテレビのニュース
何かしらだ何でも良い2度とあの場面見たくない
クロード:「民法公共局は領空封鎖を〜〜山ほどの問題に当たっている。」
全員「瀬戸際だ」
ビバリー:「何機かの航空機は表面がひび割れ滑走路に停まっている。アスファルトの〜がエンジンに〜飛び立てない。」
全員「○○」
ダグ:「〜〜アスファルトにめり込んでる!どうにかしなきゃ永遠に抜け出せない。」
全員♪:「私達、瀬戸際で今、今、今、まさに今、今、今、瀬戸際だ」
* * *
ジャニス:「息子さんは消防士でまだ連絡はつかないの。彼女は泣き出した。私も泣き出した。震えが止まらない。」
* * *
ハンナ:「〜行って。私、電話を待ってるわ。」
ビューラ:「〜」
* * *
ボニー:「大変!中に入って。珍しいボノボがニューファンドランドで初めて産まれるわ!」

I am here
ハンナ♪:ここに私なぜいるの
Hello

Screech In
クロード:「はい、皆様お待たせいたしました。これがニューファンドランド獲れたてのタラ」
「ニューファンドランド名誉市民になりたければ、このタラとキスをしなければなりません。」
ボブ:タラとキスして悲鳴
ケビンJ:「もしそれにキスしたら、もうキスしてやらないからな」
ケビンT:タラとキス
ニック:「魚にキスなんてしません」
ダイアン:「私するわあなたがすれば」
ニック:タラとキスして悲鳴
クロード:「はいどうぞ」
ダイアン:「私出来ない。」
ニック「えー僕はしたよー」
クロード:「さあキスして!この儀式の要なんだよ」
ダイアン:「嫌、できない。」
クロード:「よし!じゃあこうしよう。あんたはこのタラとキスをするか、それともこの夫じゃないイギリス人とキスしなさい!」
ダイアン:「オッケー!」ニックとキス。
♪:へいへい、〜〜
〜〜あなたはこの島の民

38 Planes (Reprise) / Somewhere In The Middle Of Nowhere
♪誰も知らないこの空の彼方で
あなたそっと見つけた 青く澄んだ街あなたは
自分の心を見つけ、その一部を置いてきた

Something’s missing
ハンナ♪:ここにあなたはいます
世界の果て初まりの時 そう川と海が出会う

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登場キャラクター

キャラクターの後ろについてる()は着用衣装。
小物の着脱でキャラ分けしている。
公式は「メイン名とその他」になってるけど、その他含めて大事な登場キャラクターだから知りたいんだ!という思いで、ここに分かった範囲で書き記していく。

安蘭けい

カムフロムアウェイHPより引用

 ダイアン:テキサスから来た昔かたぎのバツイチ女性。別の飛行機に乗る息子の安否を心配し、無事が分かった時、彼女の人生は新たな局面を迎え、自分のワイルドで屈託のない一面を発見する。後にニックと結婚。
 クリスタル:ドーナツ屋の店員
 ブレンダ:

石川 禅

カムフロムアウェイHPより引用

 ニック:仕事一筋のイギリス人石油技師。ニックの人生はダイアンと出会い一転する。(ジャケット)
 ダグ:ボニーの尻に敷かれる夫。ボノボの出産に立ち会うボニーのためにチリを持ってきてくれる。(カラフルなパーカー)
管制官:(青いシャツ)

浦井健治

カムフロムアウェイHPより引用

 ケビンT(Tuerff):ロサンゼルスの環境エネルギー会社の経営者、ケビンJは恋人。休暇中にガンダーで足止めとなる。
 ガース:バスの運転手でストライキ中。労働組合長の島民。
 ブッシュ大統領:
 犬:鳴き声のみ

加藤和樹

カムフロムアウェイHPより引用

 ボブ:筋金入りのニューヨーカー。着陸した場所を疑わしく思い、第三次世界大戦が勃発したのではないか、などと恐れるが、その考えは次第に変化していく。
 ブリストル機長:アネットの妄想相手(革ジャン)
 管制官:
 ムフムザ:アフリカ人の乗客。森久美子さんとの夫婦役
 ロビン:ケビンTの新しい秘書

咲妃みゆ

 ジャニス・モッシャー:地元テレビ局の熱意あふれる新人リポーター。仕事の初日が9/11。周囲の人たちの苦痛や混乱にも直面しなければならなくなる。
 客室乗務員:(帽子とジャケット)
 ブリトニー:
 パーティ・ガール:
 乗客:(ピンクのスカーフ)
 動物の鳴き声:警戒してるネコ→ちょっと心許してるネコ→甘えてるネコ、メスのボノボ→オスのボノボ、犬

シルビア・グラブ

カムフロムアウェイHPより引用

 ボニー:地区の動物愛護協会会長で三児の母。動物たちが機内に取り残されていることを知り、何が何でも動物たちの安全を守ろうと決意する。(青いパーカー)
 乗客:(濃紺ぽい上着)
 管制官:
(カーキのTシャツのみ)
 

田代万里生

カムフロムアウェイHPより引用

 ケビンJ(jung):ケビンTの恋人で秘書。皮肉屋で不満を募らせ、できるだけ早く立ち去りたいと思っていたがー。(紺のポロシャツ)
 アリ:イスラム教徒のエジプト人。国際的ホテルチェーンのマスターシェフ。唯一歌わないキャラクターで、観客とのやりとりで敵対しているような間がある。(帽子)
 ドワイト:空港職員(Gジャン)

橋本さとし

カムフロムアウェイHPより引用

 クロード:陽気で社交的な人気のあるニューファンドランド島ガンダーの店長村長町長。これほど大規模な危機に対処しなければならなかったことは、これまで一度もなかった。(ジャケット)
 アップルトン町長:(付け髭?)
 エディ:ラビに話しかける
 管制官:
 旅客11?:『On the Edge』でアリを責める旅客(半袖シャツ)

濱田めぐみ

 ビバリー・バス:アメリカン航空の初の女性機長。常に飛ぶことを愛してきたが、あの日、彼女の世界は突然変わる。
 アネット:白馬の王子待ってるような空想の世界で羽ばたく島民(ベスト)

森 公美子

カムフロムアウェイHPより引用

 ハンナ:マンハッタンで消防士をしている息子をもつ。息子の安否情報を待ち続け、ビューラに支えられる。(メガネ・ジャケット)
 ムフムザの妻:アフリカ人の乗客。加藤和樹さんとの夫婦役。
 マージー:
 ミッキー:バスの運転手
 パーティ・ガール:

柚希礼音

カムフロムアウェイHPより引用

 ビューラ・デイビス:在郷軍人会(ガンダー・レジオン)会長で島の小学校で受け入れ態勢を整える。ハンナと同じく消防士の息子を持ち、ハンナを教会に連れていって一緒に祈る。(しましまシャツ)
 ドローレス:
 税関職員:
 乗客:パニックになる乗客(茶色い上着)
吉原光夫

カムフロムアウェイHPより引用

 オズ:2人しかいないガンダー警察署の個性的な巡査。町の人口が突然二倍になった時、予想外な方法で手助けをする。
 ラビ:正統派ユダヤ教の聖職者
 乗客:酔っ払い
 マイケルズ先生:スペイン語が喋れる体育教師
 外科医のリーダー:トイレ掃除を率先して行う
 テリー:バスの運転手

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スタッフ

ホームページに載ってない、だけど役者さんたちからは名前がよく出る&公式 Xや取材記事等 で名前が出てた方についても記載。
(いつのまにかジェーンさんや翻訳のお二人の名前も公式HPに記載されていた)
スタッフもキャストもみんな色んなところで被ってるから図にして表してみたら面白そう。

脚本・音楽・歌詞
 アイリーン・サンコフ、デイビット・ハイン
演出:クリストファー・アシュリー
ミュージカルステージング:ケリー・ディヴァイン
翻訳:常田景子
(参加作品:『メリーポピンズ』『奇跡の人』等)
訳詞:高橋亜子
(参加作品:『メリーポピンズ』『ファインディング・ネバーランド』等)
(常田さんと高橋さんは私の観劇を支えてくれてる方々。特に高橋さんの訳詞作品は観たかったのばかり!)
レジデントチーム↓ 
音楽監督:甲斐正人
(直近では朝ドラ『ブギウギ』の歌劇音楽を担当)
演出補:田中麻衣子、
    ダニエル・ゴールドスタイン 通称ダニー(『ザ・ミュージック・マン』2023年の演出家)
振付補:青木美保、ジェーン・バンティング
(ジェーンさんは元々『カムフロムアウェイ』のスタンバイキャスト、ダンスキャプテン)
日本側振付補アシスタント:工藤 彩
美術補:石原 敬
(参加作品:劇団四季『バケモノの子』『チャーリーとチョコレート工場』)
照明:日下靖順
(参加作品:『メリーポピンズ』『レ・ミゼラブル』『ミス・サイゴン』等)
音響:山本浩一
(参加作品:『太平洋序曲』『ジキル&ハイド』『ザ・ミュージック・マン』(ダニーさん演出)『アニー』『ファインディング・ネバーランド』等)
衣裳:阿部朱美
(参加作品:『マチルダ』『桜の園』『ハリー・ポッターと呪いの子』等)
ヘアメイク:鎌田直樹
(参加作品:『バンズ・ヴィジット』『奇跡の人』等)
ステージマネージャー/プロダクションマネージャー:徳永泰子
(参加作品:『アナスタシア』『ビリー・エリオット』『オリバー!』『酒と涙とジキルとハイド』『Q A Night at Kabuki』等
ホリプロから三谷作品、野田作品までやられている方と知り驚愕)
テクニカルディレクター:清水重光(参加作品:『ハリー・ポッターと呪いの子』)
演出助手:西 祐子
音楽監督助手/キーボードコンダクター:竹内 聡
(参加作品:『ハイキュー‼︎』『アリス・イン・ワンダーランド』、『ファントム』等)
歌唱指導:やまぐちあきこ
(元宝塚月組 参加作品:『ベートーヴェン』『LUPIN~カリオストロ伯爵夫人の秘密~』『アナスタシア』『太平洋序曲』等)
演出家通訳
寺田ゆい (MBSの番組より 参加作品:『アナスタシア』『ハリー・ポッターと呪いの子』等)
振付家通訳
鈴木なお(ローチケ演劇宣言!より 参加作品:『ウェイトレス』『ねじまき鳥クロニクル』等)

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キャスト

演者の皆さんの経験年数がざっくりイメージ出来るように年齢も記載。(3/21に観劇する時の年齢)
名前の知れた方々の集まりだとは思っていたけれど、宝塚・新劇・2.5次元・オペラ・劇団四季と様々な背景を持つ方々が1つの作品を作り上げるっていうのが、カムフロムアウェイっぽい気がする。

安蘭けい(53)
 通称 とうこさん。ご本名が瞳子さんなのよね。元宝塚星組トップスター。調べて知ったけど、本籍は韓国だそうで。韓国語はあまり喋れないようだけど、韓国語の発音は発声に向いてると聴いたことがあるから、多少の影響はあったりするのかと考えてみたり。

石川 禅(59)
 新劇育ちのミュージカル俳優。1992年から毎年切れることなく、舞台に出続けてる大ベテラン。だけどお見受けするのは今回が初めて。これまで観たかったけど観れてない作品にも複数出ていらっしゃるから楽しみ。

浦井健治(42)
 元仮面ライダーで2.5次元はじまりのミュージカル俳優。劇団☆新感線のメタルマクベスdisk3でdisk1でさとしさんが演じたランダムスター/マクベスを演じてる。(ついで言うとdisk1のランダムスター夫人はめぐさん)稽古の2時間くらい前には駐車場に来て、車の中で暗記してる。

加藤和樹(39)
 2.5次元からやってきた二郎好き俳優。そして元仮面ライダー。浦井さんと加藤さんは背景がよく似てる。スタンバイの上條さんから「かずにぃ」と呼ばれ慕われている。(『ファントム』で共演)

咲妃みゆ(33)
 通称 ゆうみちゃん。瞳子さんもだけど、宝塚の方は名前と呼び名が違う方が多い。最年少キャストでありながら、出演してる舞台の幅が広いことで様々な経験値を積まれている方と感じている。元宝塚雪組トップ娘役という肩書きはあるものの、アングラ作品(『衛生〜リズム&バキューム〜』『少女都市からの呼び声』)にも出演されるし、『千と千尋の神隠し』の初演にも出演されていた。もちろん今作以外のブロードウェイ作品(『ゴースト』『ニュージーズ』『マチルダ』等)にも出ている。8月に出演予定の『空中ブランコのりのキキ』も楽しみ。

シルビア・グラブ(49)
 『日本の歴史』で演じられている卑弥呼でハマりました。ミュージカル界で長く活躍されており、出演歴を見ると割とメジャー所だけでなく、小・中劇場レベルの作品にも多く出られている様子。スイスと日本にルーツを持つ方。素人意見で恐縮だが、この方は歌に感情を乗せて表現するのが上手い方だと思っている。

田代万里生(40)
 オペレッタ、オペラで育った俳優さん。ミュージカル界にも足を入れつつ、声楽家としてのコンサートも数多くこなされてる様子。『カムフロムアウェイ』の台本は手作りインデックスを77枚付けて稽古に臨まれている。(ボーカルスコアはiPadで完全デジタル管理派)

橋本さとし(57)
 めぐさんから兄(にい)やんと呼ばれる大阪の男。劇団☆新感線の出身。『ジェーン・エア』に出演されていた映像を見て、いつか生で見たいと思っていた方。稽古中『推しを召し上がれ〜広報ガールのまろやかな日々〜』で乳酸菌役のドラマ撮影があったため、乳酸菌役仕様の頭(ノッポさん似)で来ることもあって皆の笑いを得ていた。

濱田めぐみ(51)
 「はまめぐ」って呼ばれていることが多いイメージ。稽古中に万里生さんが歌ってた『For Good (Wicked)』にグリンダで乱入した元劇団四季の初代エルファバ。ミュージカル界トップの歌唱力。(個人的意見) 凛とした張りのある歌声が魅力的で何を歌っても最高。(メモ:生で観るのは今回で3作目)

森 公美子(64)
 『天使にラブソング』の主演デロリスのイメージがぴったり。勝手に白鸚さん演じる『ラ・マンチャの男』と同じで、生涯演じる役を見つけた方だと思ってる。万里生さんと同じく元々はオペラの方。1番最初に稽古場に来てスウィングの人と練習し、1番最後に帰るらしい。稽古で皆の差入れによりどんどん太ってから、食べるのをやめたら7kg痩せた。(3/6の囲み取材での発言)

柚希礼音(44)
 通称 ちえさん。前の2人と一緒で元宝塚、そして星組のトップスター。この方は元々バレエをきっかけに宝塚に入られたそうで、調べると「ダンスの名手」という書き込みを何度と見た。折角なので、この方のダンスにも注目して観劇したいと思う。

吉原光夫(45)
 VIVANTのピヨで有名になったが、元劇団四季で退団後は最年少ジャン・バルジャンを演じたことで有名な方。他には『美女と野獣』の実写版でガストンの日本語吹替声優を務めたのも彼だ。
稽古中にめぐさんから木下大サーカスのチケットをもらい、娘さんと行ってきている。稽古場には電車で向かう派。

スタンバイ 
上條 駿(33)
 ミュージカル畑出身で2013年から年間1〜3本は出演し続けられている彼は『ラ・マンチャの男』に出ていた上條恒彦さんの息子さんだ。親のことを言われるのは好ましくないかもしれないが、同じように良い役者さんになってもらいたい。

栗山絵美(40)
 南青山少女歌劇団出身。栗山製作所という名前でアクセサリーの販売をされており、稽古場でメガネチェーンを買われた方が多い様子。ヴォーカルスクールもやられてて手広く色々やってる感じみたい。「タピオカもクレープもラーメンも光の速さで飲み込むで有名なダイソン絵美」と本人のXより。命名は濱田めぐみ様とのこと。

湊 陽奈(34)
 読みは「みなと はるな」さん。『天使にラブソング』に何度と出演されていて、少し前になるが『スクールオブロック』にも出演されている。他にも『ゴースト』にも出演されてることから、他のキャストさんとの共演数がかなり多いこと役者さんだ。舞台を共にしたことがある役者さんが何かあった時にサポートしてくれるのは安心だろうなと感じる。

安福 毅(51)
 通称「やっきぃ」さん。(本人ブログより)
元劇団四季でミュージカル作品中心に色々な作品に出られてたけど、お見受けするのはスタンバイの皆さん全員が今回初めて。湊さんと同じく『スクールオブロック』からこちらの作品へ。

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キャストの共演歴

調べてわかった範囲でキャスト同士の共演歴を以下記載。(五十音順)
劇団四季での共演は正確性に欠けたため未記載。

アリス・イン・ワンダーランド :
 安蘭けい、石川禅、田代万里生、濱田めぐみ
王家に捧ぐ歌 :安蘭けい、柚希礼音
王家の紋章 :浦井健治、濱田めぐみ
警視庁捜査一課長スペシャル:
 咲妃みゆ、橋本さとし
サンセット大通り :安蘭けい(初演・再演)、田代万
 里生(初演)、 濱田めぐみ(再演からWキャスト)
ジェイミー:安蘭けい、石川禅
シスター・アクト 〜天使にラブソング〜 :
 森久美子、吉原光夫(2014のみ)
シャボン玉とんだ宇宙までとんだ :
 咲妃みゆ、濱田めぐみ
ジョン&ジェン :田代万里生、濱田めぐみ
スカーレット・ピンパーネル :安蘭けい、柚希礼音
千と千尋の神隠し :咲妃みゆ、橋本さとし
タイタニック :石川禅、加藤和樹
Chess the musical :安蘭けい(初演-再々演)、
 浦井健治(初演)、 田代万里生(再々演)
デスノート:浦井健治、濱田めぐみ
美女と野獣(映画) :濱田めぐみ、吉原光夫
ビリー・エリオット :
 安蘭けい・柚希礼音(Wキャスト)
マチルダ :咲妃みゆ、田代万里生
マリー・アントワネット:田代万里生、吉原光夫
レディ・ベス :石川禅、加藤和樹
レ・ミゼラブル :
 (1997-1999、2005、2007-2011)石川禅    
 (2005-2009)シルビア・グラブ
 (2007-2009)橋本さとし  (2019-)濱田めぐみ  (1997-)森久美子  (2011-)吉原光夫
ロミオとジュリエット :石川禅(2011,2013)、
 浦井健治(2011)、加藤和樹(2013)

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舞台セット ・ バンド

椅子が12脚、机が3卓。木が26本。
木は本場ブロードウェイだと本物の木も混じってるとのことだけど、木の輸入は難しいらしく、リアルな樹皮が巻かれて作られている。
上手にある2本の折れた木はツインタワーを表しているとのこと。
あと生バンド(8人編成)が舞台上にいて、演者に合わせて奏でる。
参加が分かってる方のお名前だけ以下記載。
 奥貫史子:フィドル≒バイオリン
 野口明生(akio noguchi):ティンホイッスル、ローホイッスル 、アイリッシュフルート 、イーリアン・パイプス
 中野裕子:ピアノ
 中村大史:マンドリン、ブズーキ、恐らくアコーディオン
 BUN Imai :打楽器(バウロン、ウドゥ、ジェンベ)、アグリースティック
 荒牧翔太:打楽器(ドラム?)
 伊藤達哉:ベース(エレキ&アコースティック)
 かわぐちシンゴ:3/16のみ中村大史さんの代行
 番田渚奈子:3月15日、16日、17日、21日、22日、26日に荒牧翔太さんの代行
 二見真典:恐らくベース
その他出てくる可能性の高い楽器:
ギター、ペニー・ホイッスル、バウロン、アグリースティック、ブズーキ、イリアン・パイプス

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出てくる食べ物

観劇の時は作品にちなんだご飯を食べて気分を上げてることが多い。今回もせっかくだから以下を参考に日生劇場の近くで探せたらと思う。

・クロードが頼むペプシ
・アネットの作ったサンドウィッチ
・ケビンJの開けたGrey Goose:ウォッカ
・『Costume party』で出てくる食べ物
 ポーチドエッグ、スクランブルエッグ、オムレツ、揚げボローニャトゥートン(touton:パンケーキのような揚げパン)
・Dougがボニーのために持ってきたチリ
・ボブが飲むアイリッシュ ウイスキー
・ビューラの作るコッド・オー・グラタン:
  タラとチーズを使った地元料理
・『In The Bar』で出てくるビール
・スクリーチ(screech):
  タラの樽に入ったお酒が起源のラム酒

ケータリング・差入れ等 (わかった物のみ)
・MBS毎日放送のテレビ撮影時に出てたチュロス
・パッケージが『COME FROM AWAY』のチョコ
・パッケージがジェーン・バンティングさんの写真(2種)のチョコ
・安蘭けいさんの差入れ:ハンバーガー、3/14のお弁当(今半)
・石川禅さんの差入れ:3/19のお弁当(恐らく半熟煮卵専門店 こだま屋)、手作りショートブレッド
・浦井健二さんの差入れ:もずくスープ、3/29のお弁当(恐らく万里生さんと共同出資の焼肉弁当)
・加藤和樹さんの差入れ:
 (光夫さん・万里生さん念願の)手作り二郎、お菓子、3/16のお弁当(銀鱈西京焼き)、4/4(大阪初日)きびだんご、4/19(名古屋初日)コンパルのサンドウィッチ
・咲妃みゆさんの差入れ:ヤクルト(光夫さん大好き)とヨーグルト(お弁当を出す日が無く、みんなの健康に気を遣って沢山出していたとのことby光夫さん)、4/13のお弁当(Lemansのサンドウィッチ)
・シルビア・グラブさんの差入れ:
 個人輸入したスクリーチ、3/10のお弁当、みっくすじゅーす大福(4/12)
・田代万里生さんの差入れ:
 サムサ(ムスリムの方々が食す、牛肉と玉ねぎをバター入り生地で包んだ、中東や中央アジアの軽食)、3/29のお弁当(恐らく浦井さんと共同出資の焼肉弁当)
・橋本さとしさんの差入れ:4/4(大阪初日)に浪芳庵のあぶりみたらし(団子)、4/6のお弁当(サンマルコのカレーライス)
・濱田めぐみさんの差入れ:3/26のお弁当
・森久美子さんの差入れ:
 メルヘンのフルーツサンド、ミスドのドーナツ、おにぎり、タラとチーズの手作りグラタン、3/21のお弁当(崎陽軒のシウマイ弁当 お土産付き)、名前入りのヒレカツサンド、4/28のお弁当(大串鰻 うな壱の鰻重)
・柚希礼音さんの差入れ:3/23のお弁当(松庵文庫)
・吉原光夫さんの差入れ:サーティワンのアイス、3/12のカレー
・3/5(ゲネプロの日)のお弁当「みそ漬け弁当専門店みそみそ」
・劇場仕込み日のお弁当「韓国定食マシッタ」の『プルコギ弁当』『タッカルビ弁』『ヤンニョムチキン弁当』(全3種)
・3/7(初日昼)のお弁当「グラン」の『2色ご飯のイタリアン弁当』(全3種)「牛肩肉のローストビーフ」「白身魚のトマトフォンデュ」「チキンのハーブロースト」
・3/7(東京初日夜)のお弁当「浅草今半」の牛肉重
・3/29東京千秋楽の打ち上げで飲まれたワイン「OPUS ONE 2018」
・4/4(大阪初日)、キョードーエンターテイメント(サンライズプロモーション)より地蔵プリン
・MBSより4/4岩おこし、4/10「喜八洲総本店」のみたらし団子。4/13キャベツ焼き(MBSからは毎日差入れあるらしい)
・カムフロムアウェイメンバーでの会食(くるめ串雄源2号店)


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その他

・ブロードウェイの脚本をそのままレプリカで上演。ノンレプリカで上演してる国もある。衣装だけ日本オリジナル。
・『スウィニー・トッド』が同じ稽古場で同時期に稽古。
・海外スタッフから全キャスト視聴必須と言われた英語圏のドキュメンタリーTV番組『You are here』は今作の観劇だけでは補いきれないだろう情報盛り沢山だったため観劇予定の方は是非観てほしい。
・実在するダイアンとニック夫妻は、出会った当時ダイアンは60歳でニックは7つ年下だった。
・ゲネプロ含む観劇に来ていた有名人
 わかった範囲で敬称略 概ね見つけた順:
久保田磨希、須賀健太、西野遼、田添菜穂子、和音美桜(吉原さんの妻)、住吉美紀、中井智彦、岡施孜、東山光明、土倉有貴、石川新太、石丸幹二、綾月せり、河合国広、矢崎広、樋口麻美、中村中、鈴木結加里、川久保拓司、藤原紀香、剛力彩芽、高島礼子、上山竜治、上白石萌音、可知寛子、鈴木智久、妃海風、蒼矢朋季、手代木花野、新納慎也、平方元基、折井理子、有沙瞳、ダンドイ舞莉花、星南のぞみ、天風いぶき、花里まな、花束ゆめ、増田樹乃、清水錬、石井雅登、後藤レイサ、葵わかな、生田智子、木下晴香、竪山隼太、山本直寛、熊谷俊輝、石川剛、井上芳雄、真飛聖、大音智海、安岡千夏、遥海、堀川絵美、柳橋さやか、町屋美咲、永田崇人、南沢奈央、戸田恵子、夢乃聖夏

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稽古記録

2023/10 合同事前稽古開始
10/27 第一回の事前稽古
2024/1/15
ブロードウェイチームも参加しての本稽古開始
1/18 立ち稽古開始
1/30 カナダ大使館にて制作発表記者会見
2/9 全通し達成
2/12衣装合わせ
2/20衣装付き通し
2/21バンドと合流
3/4 日生劇場で稽古開始
3/5 ゲネプロ
3/7 日生劇場にて開幕
  そこから大阪→愛知→福岡→熊本を回り
5/12 群馬にて大千穐楽予定

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