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真鍮の魅力

なぜ真鍮でアクセサリー作っているのか。
なぜ真鍮?

私は真鍮をとても魅力的だと感じているのですが、同じように魅力を感じている友人が、私のまわりに何人もいます。真鍮の魅力とは何ぞや。私がどうして魅力を感じているのか、そこに大事なものが詰まっていそうなので、そこを深めていきます。

◉そもそも真鍮って?
真鍮は、亜鉛と銅を混合させた合金。黄銅とも呼ばれる。紀元前1000年頃から通貨などに使用されていたそう。

◉私が感じる真鍮の魅力は?
 まず、金属だけど温かみがあること。金属って、何だか冷たいイメージです。でも真鍮は、その独特の色味から、冷たさではなく、温かみが伝わってきます。金属って無機質なものですが、真鍮は時間が経つと酸化し、色味が独特なものに変わります。汗や空気中の水分に触れ、色味も変化。その変化は、真鍮を有機質なものと感じさせてくれます。それが真鍮に温かみを感じる理由だと私は思っています。

アクセサリーとして真鍮を加工するなかで、かっこよくも可愛くもなる。キラキラ光りもすれば、マットなくすみも表現できる。加工の変化により、豊かな表情を見せてくれるのも、魅力のひとつ。

永くモノを使い続けたい私は、「時とともに経年変化し、一緒に年月を重ねていける」、この価値観を大事にしています。真鍮は、まさにその価値観にぴったり。私が大事にしたい価値観が詰まっている。どんなモノでも、永く使うと劣化したり傷んだりしていくのですが、真鍮はその過程に味わいがあり、独特の表情があり、一緒に生きている感じがする。そんな人間味のある生々しさが真鍮には有ります。



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