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車は「所持」から「シェア」でもっと自由に
車を手放した。
今までの生活で車のない生活なんて考えられなかった。
そもそも家を買う時、車生活を前提として、家を選んでしまったのが間違い。
駅から徒歩30分以上離れた郊外の一軒家。
バスは1時間に2本。
今考えると、なんて不便な場所に家を買ってしまったのでしょうね。
親である私はいいさ。車があるもの。
子どもにしたらたまったものじゃない。
中学、高校と一人ででかけられるようになっても、親が家にいなけりゃ、出不精になる。駅までいくのが、本当にめんどくさいもの。
かわいそうなことをしたもんだ。
話は、戻って・・・・。
車を手放そうと思ったきっかけは、引っ越し。
とにかく、便利な場所に住みたかった。駅から3分以内がいい。
車も手放したい。
車を手放そうと思ったのは、住んでいた場所に2回続けて大きな台風がきたこと。
1回目の台風。
ものすごい風で、車が転がるニュースが飛び込んできた。
強風で色んなものが吹っ飛んできて車のフロントガラスにあたりバリバリに割れている。
ゴルフの練習場の鉄製の柱が何本も倒れた。
そんなニュースがネットで流れてきたあとの2回めの台風。
1回目よりもっと大きな台風かもしれない・・・というニュース。
物を持っていると心配ごとが増える
この時、はじめて、車をどこに置いておくのが一番安心なんだろう・・・と不安になったのが、車を手放す大きなきっかけになった。
何かを所持していることは、それだけ心配が増えるということなんだと思った。
駅チカに引っ越した
たまたま、そんなふうに「手放したい」と思ったころと、引っ越しが重なった。
迷わず、駅チカを選んだ。
とにかく駅から3分以内の物件を借りることに。
そして、車のシェア「タイムズカーシェアリング」に登録することにした。
駅の周辺には、たくさんのタイムズがあるではないですか。
なんという便利な世の中になったものだ。
これで、月々かかっていたガソリン代、保険料、車検代などの維持費からさよならだ。
ほとんど車に頼らない生活に
今、ほとんど車がいらない電車の生活になった。
駅から近いので、何の苦もない。
歩くことが増えて健康にもよい。
あれだけかかっていた維持費がかからない。
今、コロナの影響で収入が減っているときは、こういう時でもかかってくる固定費(維持費)というのが負担になっていたはずだ。
あの時、思い切って車を手放して本当に良かったと思う。
シェアリングサービスの費用は?
さて、気になるカーシェアリングの費用はどうなっているか。
【個人の場合】
初期費用として、ご入会時にカード発行料1,650円
月々880円
しかし月1回利用すると月額の880円分が引かれます。
利用のときは、15分220円(1時間で880円)
そして、嬉しいことにこれは、ガソリン代も込みです。
【法人の場合】
初期費用として、ご入会時にカード発行料660円(1人1枚)
月々0円
利用する時に15分220円、個人と同じです。
私の場合は、一人会社ですので、法人契約。
つまり、乗った時だけ、料金が発生するというなんともお得。
ちょっと大きな荷物の買い物がある時くらいしか乗ることがありません。
以前は毎日乗っていたので、1ヶ月3万円くらいを車の維持費に使っていたものが、今は、月に2000〜3000円位になりました。
そして、台風のときも、車の不安、心配をすることがなくなりました。
こうして、不安になる材料をひとつひとつ手放すことで、毎日が快適に過ごすことができるようになってきました。
シェアカーの最大のメリット
維持費がかからないという事のほかにシェアカーにしてみてよかったことはこれ。
用途に応じて車を選べる
一人で買い物に行く時、大勢ででかけたい時、大きな荷物を運ぶ時はトラック型など、用途に応じて車を選べるのがなによりのメリットです。
世の中の流れは「所有」から「シェア」へ
最近の世の中は、物を持つ「所有」から物をもたない「シェア」へと価値観が変化してきています。
私の世代(50代)はマイホームや車などを所有することが、まるで憧れや幸せの形だった。
そして、マイホームや車を所有するために一生懸命働いてきました。
それを所有して、本当に幸せになったのでしょうか?
「所有」することの意味をもう一度考え
そして、「本当の幸せ」についての価値観も見直すときではないでしょうか?
私は、現在、車もシェア、住まいもシェアハウス。
物を持たない生活は、
住みたいと思う場所に
いつでも住みかえられるという自由を手に入れることだ。
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