人生における「正しい選択」とは何か?
はじめに
大学を卒業したのち、今の職場に就職して時々感じることがある。それは人生における「正しい選択」をしたのだろうか?と。進学や就職は人生における最大の選択と言っていいだろう。自分は大学卒業時の進路決定において、非常に悩んでしまっていたと思う。そこで、人生における「正しい選択」とは何なのか、考えてみた。なお、自分の詳しい大学卒業時においての行動においては、以下の記事を確認してほしい。
これだけは書いておきたかった、自分の挫折について~研究室編~|fuwari (note.com)
今感じる、当時の自分にとっての「正しい選択」とは?
初めに自分の経歴を簡単に説明する。自分は大学で理系の研究をしていたが、研究が進まなかったこと、今の環境にいて心を傷めてしまっていることから大学院への進学は厳しいと考えた。当時の自分の実力で頑張っていけそうなところ、当時の自分の精神状態を考慮して無理なく力を入れていけそうなところを内定先から選択し、就職することにした。なお、就職先は学部の専門とは関係ないところである。
研究室にいたときの自分は、今の研究室は肌に合わないけど、もう少し在籍していれば、何とか順応できるだろう、会社に入ればもっと大変な環境にいるのでは、と考え、今の研究室に在籍し、研究を続けることを選択しようとしていた。やはり肌に合わない部分があったため、なんとなくだが違和感は抱いていた。結果、その違和感は膨れ上がってしまった。研究を進めていくたびに出てくる違和感。気づけばもう引き返せなくなっていた。
今思い返せば当時の「正しい選択」は「研究室を変更して大学院に進学し、より良い企業への就職を目指す」であった。しかし当時の自分はそれができなかった。
今感じる、研究室時代の自分の選択について
では就職してから、自分は何を感じているのだろうか。研究室を出て就職する、という選択をした今、就職した自分に悲観しているわけではないと思う。思い通りの進路ではなかったけど、いろいろプライベートでしたいことはできていると思う。高校、大学時代にはできなかった人と遊びに行く、ということも最近になって楽しんでできるようになった。むしろ、社会人になってからの方が遊んだり、旅行に行ってるような気がする。
正直仕事でミスすることはまだ多いが、まだ自分で一歩二歩進めばついていけそうかな、と感じている。まだ会社の人と通じ合えていない部分はあるけど、頑張れるのではないか。
最後に
「正しい選択をすることよりも、選択を正しくすることが大切である」という言葉に社会人になってから出会った。学生時代に出会っておきたい言葉であった。どの選択しても解決の糸口は見つかるような気がする。自分の当時の正しい選択、「研究室を変更して大学院に進学し、より良い企業への就職を目指す」をしたとしたらどうなっていただろうか、このまま研究室にいたらどうなっていただろうか、とか考えてしまうことはよくある。本当に今の就職先でよかったのか、とか感じることもよくある。当時の想定していた選択ではなかったのだから。今の就職した選択に失望してしまう部分もあるが、今置かれている環境においてこれから選択を正しくしていく努力をしてやっていきたい。
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