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ふたつのニュース(=^..^=)ミャー

動物保護に関するふたつのニュース


皆さんも既に、見たり聞いたりしてご存じのことと思いますが、先日、ほぼ同じ時間帯に動物愛護に関する真逆のニュースが2本、報道されました。

嬉しいニュース

これは、福岡県ローカルのニュースになるかもしれませんが、公益財団法人どうぶつ基金さん(所在地:兵庫県芦屋市、理事長:佐上邦久)が、4月14日(木) 福岡県みやま市に「どうぶつ基金病院みやま」を開院しましたというニュースです。

福岡南部であることが、北部に位置する北九州からすると残念ですが、記事内容によると、みやま市の協力により、清掃センター内に開設されたとのこと。どうぶつ基金病院はネコの不妊手術やワクチン接種などを無償で行う病院で診療は毎月3日間、年間4千匹のネコに対し医療を提供する見込みとのことです。

ノラ(=^..^=)ミャー問題、仔猫たちの受け入れ問題等々、根本は餌を与えないことではなく、増やさない体制を作ることだと判っていても、なかなか個人で、高額な避妊手術代を負担してと云うのは続くものではありません。
そういう点からも、このような無償で手術を行える施設が各地に増えていくことは、(=^..^=)ミャーにとってもヒトにとって環境にとっても、うれしいことではないでしょうか。
現在、福岡市近辺にも既に4件の協力病院がありますが、さらにこれを機に「さくら猫活動」がより一般に浸透していけば嬉しいですね🐱

※ 福岡県みやま市は福岡県南部に位置する市。瀬高町、高田町、山川町が合併し、2007年1月に発足した、国内5番目の「ゼロウェイスト」宣言都市(ゼロ・ウェイスト(Zero waste)はごみをゼロにすることを目標に廃棄物を減らす環境社会政策)また、国内440自治体目の「ゼロカーボンシティ」宣言都市(ゼロカーボンシティ(英語: Zero-carbon city, 脱炭素都市)は、再生可能エネルギーによって稼働される都市であり、二酸化炭素排出量がなく、温室効果ガス排出において地球に害を及ぼすことはない都市)



悲しいニュース


これは全国版で報道されたのでご存じの方も多いと思います。今ロシア侵攻により多くの、ウクライナの方々が避難民として各国へ避難されていますが日本も漸く、受け入れを開始しています。
その避難民の中の一家族の方が、家族同様の室内犬を同伴してこられたのですが、検疫上の問題で、わんちゃんは施設に181日間、隔離されるとのことのなっているようです。その間にかかる費用は、飼い主の負担と云うことで、合計金額54万6千円の支払いを命じられているとのこと。
もし支払えない場合は、殺処分と云うことにもなりかねないらしいですね。

ほとんど身一つの状態で命からがら避難してきた方にたいして、この要求は過酷と云えば過酷。もっと柔軟な対応ができないものなのだろうかと、思うのですが・・
勿論、検疫は大切なこと、でも今まで室内で一緒に暮らしていたわんちゃんが、そんな重篤な症状を隠し持っているとも思われません。

そういえば2011年、東日本大震災の時も、欧州から救護活動のために参加してきた救助犬たちが、検疫の問題で入国を拒否されたと云うことがありましたね。あれから11年、緊急の場合の対応等に関して何も改善されていないという事になるのでしょうか?

民間ではこの問題に関し
ウクライナ難民受け入れの際、ペット同伴の特例措置を設けて下さい
という署名運動も起こっているようです。
もっと、動物にも弱者にも優しい対応のできる柔軟な国になってほしいと考えています。

 キャンペーン · ウクライナ難民受け入れの際、ペット同伴の特例措置を設けて下さい · Change.org

おわりに一言・・・

遠く離れた異境の地に、来ざるを得なかった方々が少しでも、その痛みを忘れられるような日々が過ごせるようなってほしいものです。

柔軟さを失って、硬直した考え方しかできなくなった社会はやがて、衰退していくしかないのでは・・・(=^..^=)ミャー


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