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IkariNFT-CCBT Future Ideations Camp vol.2 setup()成果物紹介

8月26日から8月30日5日間CCBTが主催するFuture Ideations Camp vol.2に参加しました!
5日間でチームでどんなアウトプットを出したかをこちらのnoteで紹介します🙌

キャンプの詳細はこちら👇

各チームの成果物の概要はこちら👇

チームメンバー:5名
呉 易平(私)/大久保 敏之/梶野 健太郎/寺江 圭一朗/津間 啓語
制作時間(アイディア出しから展示物まで):2日間
役割:アイディアだし、UI作成、成果発表


プロジェクトのコンセプト

本プロジェクトは、ブロックチェーンの特徴である非中央集権的な性質を利用した集会を開くことを想起させるための社会彫刻、あるいはソーシャリー・エンゲージド・アートを思考するものです。

民主主義は、多くの怒りによって実現してきたはずです。意見を通したいならば、時に怒る必要が私たちにもあるのかもしれません。しかし、私たちは怒ることが苦手です。まずは怒る練習をゆるやかに行う場、デモのためのデモのような場を設定できないかと考えました。

次に、デモではなく、単なる行列や集まりをつくるためのイベントを気軽に開催できないかと考えました。見知らぬ人が集まることで、集団の力が生まれるきっかけとなる可能性があります。

みんなで風船を持って行列をつくってみましょう。

コンセプト動画はこちら👇
(メンバー寺江さんに制作していただきました)


体験フロー

UI

プロトタイプはこちら。ぜひ実際プロトタイプを触ってみてください🙌

プロトタイプの実演はこちら👇

フローとして

新しいIkariNFTをミントしたい場合
step1:「Mint My IkariNFT」ボタンを押す
step2:Ikariを一言で入力(NFTの名前になる)
そうすると、NFTデザインが自動生成される
step3:NFTをミントする
step4:NFTをSNSなどでシェアする

既存のIkariNFTをミントしたい場合
step1:サイトにあるすでにミントされているNFTを閲覧
step2:自分がミントしたいNFTを見つける
step3:NFTの詳細画面からNFTをミントする
step4:NFTをSNSなどでシェアする
(ミントした人数が増えることによって、既存のNFTの色が少し増えました)

UXフロー

もう少し文脈を含めて、体験フローを説明しますと

UXフローの全体図

参加者はオンラインからまたはオフラインから参加することができます。

オンラインから参加する場合
日々の生活や仕事の中で感じている小さなIkariをIkariNFTとしてミントします。
またはみんなのIkariNFTをみて、「ああ〜私もこのようなIkariを感じてる!」と共感した場合はそのIkariNFTをミントすることができます(=Ikariのデモに参加する)。
参加者が多ければ多いほどNFTの色が増えていったり、濃くなったりとデザインが変わっていきます。

オフラインから参加する場合
みんなでIkariの象徴である風船を持って、行列に参加します。風船からQRをかざすと、IkariNFTをミントできます。

なぜ風船か
風船は「怒り」のようにときには膨んだり、爆発したり、ときには凹んだりするという性質を持っています。
ただ、「怒り」という感情は基本「重い」感情だと思いますが、私たちはその怒りをもっと軽い、柔らかい、かわいいものにしたいという思いがありました。
silent majorityでも気軽に自分が持っている「怒り」を表現できる体験にしたいと思っています。

NFTについて

デザイン

Ikariをより軽い気持ちのものにしたいので、ポップなデザインにしました。
(NFTデザインはメンバー梶野さんにデザインしていただきました。素敵なデザインありがとうございます!)

すべてのNFTのデザインはこちらのOpenSeaのテストネットから確認できます。

色の違いは怒りの裏側にある一次感情を表しています。

怒りが一次感情と言われていて、怒りという感情が湧き出す前に、私たちは「悲しい」「悔しい」「つらい」「寂しい」「不安」「苦しい」といった一次感情を抱きます。
悲しい、不安、苦しい、後悔、困惑、恐怖などこうした一次感情が積み重なり、怒りという感情は生まれます。

https://kenjins.jp/magazine/company-interview/36908/


今回は展示まで時間がなかったので、便宜上以下のような色を指定しました。

Red:気に入らない
Yellow:なんかおもしろくない
Blue:悲しい
Green:大丈夫かな
Orange:よくわからない

NFTの意味合い

こちらのプロジェクトではNFTを単なる画像、イラストとみているのではなく、社会的、感情的な意味合いとして捉えています。

  • 自分自身の感情を気軽に表現する場

  • 世の中のIkariに対する賛同と署名

  • イベントに参加した証明

これから

ミント数に応じてNFTの色とデザインが変わる仕様を実装すること目指します。
メンターの方々からのフィードバックを受けて、人数という変数以外にも時間軸の変数を追加できないかを思考したいです。
gitcoinのようにNFTミントで集まった資金を社会的Ikariの解決に使えるDAO的な仕組みにもつながる可能性を感じています。

成果展示の様子

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