心に栄養を与える

起業初期は自分で全て意思決定して何らかの行動をしなければ何も起こらない。
気が進まない雑務も沢山あり、新規事業開発の為の市場調査や商品開発、マーケティング、営業、財務会計、税金勉強、日銭を稼ぐクライアントワーク等々、やらなければいけないことが無限にあるように感じる瞬間もある。会社員となって決められたことをやったほうが楽であるという価値観があるのも知っている。

そんな中でなぜ起業してゼロから事業を作っていこうとしているのか、という問いが明確でなかったり、日々に忙殺されて忘れたりする瞬間が出てくると、経営の推進力が失われてしまう。

対策の一つとして、10年後の自分からの手紙というものを書いてみたらとても良かった。何のためにが明確になり、毎朝毎晩読むことで目先の取り組みの目的意識が明確になる。

また、How(やり方)は沢山あり、時代によって陳腐化されるものでもある場合が多いが、人としてありたい姿や人間像の言語化・見える化も有効だと感じている。

人生やビジネスは人との出会いがほとんど全てと言っても過言ではない。
例え魅力的な人と出会えても自分自身がその人にとって魅力的な人間でなければその後に繋がることはないだろう。

魅力的な人間は一朝一夕でできるものではない。ほとんどの人が頭ではわかっていても実践できていない当たり前ことを当たり前に日々実践しているからこそ、それが積み重なり人間的深みがあふれ出るものだと考えている。

ありたい姿に少しでも近づけるよう日々を意識して過ごすことこそが、袖ふりかわす縁をも生かすことができる人間形成に必要不可欠と考え、日々を過ごしていこう。

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