LPL決勝戦を振り返りつつこれからの話

はじめにでたくさん語ります

　私はこの一戦を見るために今までLoLのプロシーンを追い続けてきたのかもしれない・・・。
　なんて思わず詩人になってしまう程、歴史に残る最高の決勝戦だったなあと思ってしまう所存です。

　思えば当初の予定ですとSpringシーズンだけで全リージョン中最長の3ヶ月もかかるタイトなスケジュールだった上、コロナウィルスの影響で大幅にスケジュール変更を余儀なくされてしまいました。
　運営側の人達本当に大変だったろうなと心中察してしまったりするのですが、それでもちゃんと全試合をこなし、無事に決勝戦まで終えることが出来たことに対して、一人のLoLファンボーイとしてお疲れ様でしたと労いの言葉をかけたいです。

　さて話を決勝戦に戻しましょう。我々の予想を大きく超え、BO5の5戦目まで突入するまさに死闘を繰り広げた決勝戦でした。
　当初の見立通り、最初から最後まで全てが見どころだった為、流石に全試合の全てのシーンを振り返っていくと、全て振り返り終わった頃には今年のWCSが終わってそうなので、TESとJDGそれぞれどうしてももう1回見ておきたいワンシーンだけチョイスして、あの熱い試合の余韻に浸りたいと思います。それでは参りましょう。いつも通り、下記の動画を参考に作成されております。

　

どうしてももう1回見ておきたいワンシーン TES編

　全員が見せ場を作った今回の決勝戦であったと思いますが、やっぱりこのシーンを外すことは出来ないでしょう。

　動画の18:06～。思わず声が出ました。

　JDGのARAM戦法に見事にやりこまれ、圧倒的人数不利の状態から始まった上記のバロンファイト。
　JDGはRenektonのヘルスが少ないものの、他のチャンピオンは十分なヘルスがあり、安心してバロンを取れる状態。
　一方TESはGragasがいないためバロンスティールも出来ず、かと言って下手に手を出してCorkiとApheliosが落とされれば最悪ネクサスまで割られかねない非常に厳しい状況です。

　にも関わらず、この圧倒的に不利なこの状況で。ApheliosのウルトがYagaoの神ステップで避けられてしまっているこの状況で。Corkiでここまで上手いパッケージの使い方見たこと無いと思えるほど綺麗にパッケージを使い、この集団戦を勝利に持っていってしまうKnightという男。改めてとんでもないプレイヤーだなと再認識させてくれましたね。
　しかもパッケージを使ってフラッシュで壁の向こう側に逃げる一瞬の間にAAをRenektonにちゃんと打ってるんですよね。どこまで仕事すれば気が済むんでしょうねこのKnightという男は。

どうしてももう1回見ておきたいワンシーン JDG編

　迎えた第5ゲーム目、Knightが序盤にdeadを重ねてしまった上、JDGはOrnnにMiss Fortune、おまけにKassadinとlate game最強のチーム構成。
　このままいけば確実に負けてしまうところを、なんとか食らいついて資金差を埋め、JDGが育ち切る前に勝ち切るぞ！とTESに勢いがついてきた矢先、全てのTESファンボの心をへし折る神ウルトが出てしまいました。

動画の32:00～。やはりこの男にBardを使わせてはいけなかった

　もうこんなのをやられてしまったらお手上げですね。誰もが納得のMVPでしょう。
　きっと偶然だと信じたいのですが、Apheliosだけ残して他はウルトで固めるなんていう芸当、世界広しと言えどプレイオフ決勝戦第5ゲームで決めれるのはLvMaoだけでしょう。

　思えば彼も長いプロプレイヤーとしてのキャリアがありながら、今まで輝かしい記録を残せず、気づけばベテランという立場になり、10代でとんでもなく上手いプレイヤーが続々と出てくるLPLという地域に身を置く以上、色々思うところがあったと思います。
　その苦労を乗り越え、ワールドチャンピオンを倒し、JDG初優勝に貢献しMVPまで獲得しました。
　TESファンボーイとしてはTESが優勝出来なくて残念でしたが、このJDGに負けてしまったとあれば、諦めがつくというものです。それほどまでにJDGは強かったですね。

Summerシーズンが待ちきれないけどおわりに

　本当はMSIを見たかったのですが、残念ながら中止になってしまったので、お楽しみはWCSまでとっておくことにします。
　噂によるとLCKとLPLでSummerシーズンが始まる前にエキシビションマッチを開催したいとの話が出ており、ぜひとも実現すると良いなと思います。(中にはLJLも混ぜてやろうぜという話があったとかなかったとか)

　LJLも終わってしまったので本格的に見る試合がなくなってしまったのですが、早いところは6月中旬頃からSummerシーズンが始まるみたいですので、楽しみに待ちたいと思います。

　今後の記事を書く方針としては、しばらくLoL関係の話題はなさそうなので、何か別のゲームの記事を書こうかなと思っています。(ロケットリーグの記事とか書きたいかも)
　ひとまずLPL Springシーズンの記事はここまでにしておきたいと思います。またSummerシーズンでお会いしましょう。
　ここまで読んでいただきありがとうございました。