TES vs V5の感想(LPL 2020 Spring W7D1)
はじめに
なんと言ってもこの試合、かつてワールドチャンピオンとなったIGの立役者であるJackeyLoveがついにLPLの地に帰ってきました。
IGを脱退してから約半年、その進退に注目が集まっていましたが、かねてより噂になっていたTESへの加入がついに現実となり、満を持して今日のV5戦に参加する運びとなりました。
SupportがQiuQiuからyuyanjiaへと変更になっていますが、おそらくyuyanjiaと調整していたのでこういったスターティングメンバーになっているのだと思います。
一方対戦相手のV5は何がどうしてこうなったのか、開幕から連敗街道まっしぐら。ここまで1勝もすることができずプレイオフどころかチームの存続すら怪しい状態に。逆にJackeyLoveの復帰後初試合としてはこれ以上無い相手であるとも言えます。
それでは試合の方見ていきましょう。なお、本記事は下記の動画を参考に作成されています。
1戦目
まずはBAN/Pickから。
早速JackeyLoveのApheliosを見ることが出来ますね
やはり今のパッチはApheliosを使えてこそというところがあるので、復帰戦ということで不安は残りますが、JackeyLoveがどういった動きを見せてくれるのか注目です。
そして今やOPと言っても過言ではないWukongに対しては最近注目されているMalphiteにて対抗。Malphite自身は可もなく不可もなくといった性能ですが、Pickするタイミングを間違えなければしっかり活躍できるチャンピオンであると思います。
一方V5は・・・なんだかよくわからないですね。
試合の方見ていきましょう。
動画の1:55~。これがワールドチャンピオンを取った男のAphelios
早速JackeyLoveが見せてくれました。2vs3という人数不利の状態で始まった戦いではありましたが、鮮やかなカウンターで見事トリプルキル。勝てると思った戦いで躊躇なく前フラッシュを使える思い切りの良さがJackeyLoveの良いところですね。悪いところで働いとしまうことも多々ありましたが。
動画の3:10~。とにかくJackeyLove狙い
V5も思うところがあったのか、この後もひたすらJackeyLoveを狙い撃ちしてきますが、Apheliosを倒している間にMalphiteが暴れて集団戦を終わらせていく為、何をせずともどんどん資金差が開いていく展開に。
結局そのままTESが押し切り難なくこの試合に勝利しました。次に行きましょう。
2戦目
KnightのSylas解禁
KnightはSylasをPickしたことにより今期使用したチャンピオンが19体となり、LPLのmidレーナーの中で最も多彩なPickをした男になりました。それでいてKDA5.31を誇り、midレーナーの中で4番目に高い数値。改めてKnightのポテンシャルの凄さを思い知らされます。
一方のV5は・・・やっぱりADCをちゃんとPickすべきだと思うのですがどうなるのでしょうか。試合の方見ていきましょう。
動画の8:02~。Neekoより上手くNeekoウルトを使うSylas
この集団戦にていつもの必勝パターンKarsaとKnightが育ったら勝つ状態になりましたが、これからはそこにJackeyLoveも加わるので正に盤石の体制になったと言っても過言ではないでしょう。
その後も順調にキルを重ねるKnight。最早止められる者はいません。
動画の16:21~。とんでもないキル数が出てますよ!
終わってみれば19/2/4のSylasが爆誕しました。相手がV5とは言えSylasを使ってここまでキルを稼げるものなんですね・・・。
執拗なJackeyLove狙いによってApheliosのスコアは悲しい感じになっていますが、そんな事気にするまでも無いほど全員が育ってしまったので、危なげなくこの試合も勝利することが出来ました。
さいごに
相手が相手というのもあり今いち判断が付きかねるところもありましたが、それでもワールドチャンピオンになったADCである片鱗は垣間見れたかと思います。
そしてTESはここからが正念場です。次の対戦相手はLPLが生んだ超新星ESと、その次は2019年ワールドチャンピオンとなったFPXと強敵揃いです。
以前までのTESだったなら不安が残ったかもしれませんが、TES最後のピースであるJackeyLoveが加入した今、きっとやってくれると思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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