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孤独兄弟が去っていった

2020年10月28日。
白石麻衣が乃木坂46を卒業した。
この事象がグループに何らかの影響を与えるのは言うまでもないだろう。
ここでは主に2人の関係性について(余談多め)考えてみたい。
個人的に白石麻衣という人間に興味がある訳ではないが、何故か橋本奈々未の隣に居てビシッときまる感覚があるのは彼女だけだった。(私は橋本奈々未に興味がある)
その理由はきっと白石が橋本に対して特殊なリスペクトがあっからだろう。リスペクト通常、憧れに近いものだが彼女の場合、信頼に近いものの様に感じた。
では何故、白石は橋本をリスペクトしていたのか?
それは橋本奈々未が橋本奈々未であったからだろう。(?)
容姿に関しては言うまでもないだろう。他と一線を画していたのは彼女の中身だ。いい意味で可もなく不可もなく俯瞰することができて普通の女の子(普通とは?となるかもしれないが、、)ではないように思えた。
橋本奈々未という人を知れば知るほど彼女を形容するのは難しいと思わされた。現時点で私の考えられる彼女を形容する最大限の言葉は『一貫性と二面生』である。
一貫性という点は彼女がグループを卒業する際に芸能界も去ったという決断が表しているのではないか?あくまでも弟の学費と自分の生活のために入った世界であるということを彼女はあれだけの人気を得ながらも忘れなかった。そして元の彼女の道に戻っていった。(私はこの決断を考える度に『千と千尋の神隠し』を思い出す)


二面性というのは多様な視点を持ってるという意味で使っている。主観を排除するには複数の視点が必要である。これは私の意見だが、彼女の発言(特に他人のことに対しての)には主観ができる限り排除されていたように感じる。

白石麻衣が橋本奈々未をどのように感じて思っていたのかは本人にしかわからないことだが、傍から見ていても信頼のようなものが伺えた。

橋本が先にグループを卒業して白石は何を思ったのだろう。卒業を考え出したのは橋本が卒業した年だったとブログに書いてあった。だが新しく後輩も加入した。そしてレコ大も受賞した。写真集も売れた。これらのことが世間的に認知され、より白石1人が背負うものが大きくなっていったように思える。その背負ったものが彼女の卒業をここまで延ばしてきたのだろう。
そんな功労者という言葉では足りないくらいグループに貢献してきた人物の最後が間接的なものになってしまったのは残念だった。無論どうしようもない事ではあるが。
白石の卒業コンサートで最後に彼女が一人で話す場面があった。内容を一字一句覚えてるわけではないが私の印象としてはありきたりの言葉が多かったように感じてしまった。その要因にもライブが間接的であったことがあるのかもしれない。

私が橋本奈々未推しであるからだろうが私から見ると乃木坂というグループは13〜16枚目が異常なほど輝いていた。それに対して現在は楽曲、PVと様々な面でクオリティーが落ちているのは間違いないと思う。(これに関しては運営側の問題てある。そしてクオリティーが低下しているとは思わない人もいるかもしれないが、、)そして一期生も多くが卒業していった。
そんな中でどのような作品を作るのかは楽しみである。次作はこの先のグループの指針になる作品となるだろう。
寛容的になってこれからも楽しめればいいなと思う。

追伸
自分の興味のあることについて書けたらいいなと思っています。特に音楽が多いと思いますが。

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