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生理学 大脳辺縁系 大脳基底核


こんにちは😊
今年もあと数週間で終わりですね。
ですが、年末年始のたのしいイベントと並行して年末ギリギリまで、または
年明け早々から仕事、試験、講習会など活動される方も多いかと思います✨

学習や記憶、そして「楽しい!」「嬉しい!」といった感情が働く際にも
大脳の活動は必須となります✨

今週から、中枢神経のトップオブザトップ、大脳について確認していきたいと思います!


今週の問題


問 大脳基底核の働きはどれか。(はき第22回)

1 姿勢の制御
2 感覚の中継
3 唾液分泌の調節
4 血糖の調節


試験で出たら「ラッキー♪」と軽々解いて欲しい問題です。
答えは1番です!

一言に「大脳」といっても、それぞれ場所によって役割が違います。
今日は大脳の分類、仕組みについて…確認します。



大脳の機能


大脳は、大きく分けて
・大脳皮質(=新皮質。大脳辺縁系=古皮質もこちらに含む)
・大脳髄質(この中に、大脳基底核あり)に分けられます。
ホルモンの際の副腎と同様で皮質が表面、髄質が深部になります。

大脳皮質は脊椎動物の中では哺乳類が、
哺乳類の中では霊長類が、
霊長類の中ではヒトが最もよく発達していると言われています。


画像1

参考:集中講義解剖学 坂井建雄 MEDICAL VIEW


⭐️大脳皮質(表面)は神経細胞体が多く集まる灰白質で構成され、
⭐️大脳髄質(深層)は神経線維が多く集まる白質で構成されます。

⚠️脊髄は浅層が白質、深層が灰白質で構成されているため、反対になるので注意です‼️

ではまず、
緑にカラーリングされている大脳辺縁系について確認していきましょう。



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