生理学 応用のための基礎 内分泌
1.ご挨拶
マガジンをご覧の皆さま、こんにちは。
火曜日の記事を担当する 荻野 沙貴子(おぎの さきこ)です。
1年前に鍼灸あん摩マッサージの資格を取り、現在は治療院に勤務する傍ら、呉竹学園の教員養成科に通い学生もしています。受験生時代に感じたこと、国試合格後も教員養成課程に通い更に気づいたこと等も踏まえ、専門学校1年生から学んでいた基礎の大切さを実感する毎日です。
他の曜日の先生方に比べ、圧倒的に経験不足ですが、生理学に関するモヤモヤとは国試受験生時代に大いに向き合ってきました!😆
皆さんもこの機会に是非一緒に、生理学の基礎を固めていきませんか✨
よろしくお願い致します。
2.こんな方におすすめ
学生の皆さま。こんな悩みは無いですか?
・問題の選択肢の意味がよくわからない…
・よく出てくる単語だけ、順番に覚えている…
・解説を読んでもナゾが解決しない…
・どこがポイントなのかよくわからない…
・勉強した知識が実際にどんな時に役立つのかわからない…
治療家の先生方。こんな場面はありませんか?
・患者さんに体の仕組みを分かりやすくお伝えできない…
・どうして浮腫むのか?お水を飲んだ方がいい理由は?など
当たり前に話していることの理由を説明できない…
・たまに思い出す単語たちが何だったか思い出せない…
3.火曜日の記事について
患者さんの為に、きちんと正しい知識のある施術者になりたいけれど
何から手をつけていいか分からない…!
こんなお悩みたちを解消していく為に、このnoteが誕生しました。
内容としては、国家試験の問題を実際に解きながら
基本の復習〜ポイント、覚え方、分類分け、答え方のコツをお伝えします。
ややこしい範囲も、苦手で避けてきた部分も、文章、画像、動画のフルコースでショートカットせずに解説していくので、生理学でのモヤモヤを吹き飛ばすために、スキマ時間に是非活用していただきたいと思います😊!
生理学は、解剖学や病理学などの重要科目とリンクすることはもちろん、
仕組みを覚えていれば、臨床医学各論、総論や一般臨床学でも
丸暗記ではなく、問題が解けるように助けてくれる科目です!!!
ややこしい分野も沢山ありますが、味方につけると頼もしい科目💪🔥なので
1つでも多くの問題が、たのしくサラっと解けるように
一緒に基礎を固めていきましょう。
それでは早速!どんな内容なのか、実際に国家試験の問題を用いて説明していきます。
4.国家試験を解いてみましょう
Q細胞内に存在する受容体に結合して作用を及ぼすホルモンはどれか。
(はき第16回国家試験.問37)
1. インスリン
2. テストステロン
3. プロラクチン
4. アドレナリン
…… いかがでしょうか??
“内分泌の基本的な構造“を覚えている方はパッと答えることが出来ますね。
仲間外れ、見つけられますか??
「カタカナは苦手だからホルモンは嫌い!」では勿体ないです😭
内分泌の範囲の基本中の基本ですが
細かい分野に進めば進むほど、忘れがちな部分です。
各ホルモンについて勉強していくと、臨床医学各論や一般臨床でも
暗記ではなく理屈で答えられるようになります。
是非 動画を見ながら、カタカナパレードである内分泌の範囲を
制覇していきましょうヽ(*^ω^*)ノ
5.問題の解説と復習
ホルモンの化学構造による分類は動画、画像の通りです。
6.ホルモンの化学構造について 更に詳しく
☑️ホルモンは何から生成されているかによって構造が違います。
☑️ホルモンが作用を発現するためには、それぞれ決められた標的細胞の受容体と
結合する必要があります。そこで!!そのホルモンが水溶性か?脂溶性か?が
ポイントとなります。
☑️細胞膜はリン脂質の二重構造でした。なので、
脂溶性のホルモンのみが細胞の中に受容体を持ちます。
☑️水溶性のホルモンの受容体は標的細胞の細胞膜上にあります。
☑️サイロキシン(甲状腺ホルモン)は、アミン型のホルモンですが
構造が特殊なため、脂溶性のホルモンです。
ホルモンの基本的な特性は、動画、画像の通りです。
7.内分泌の特性についてチェックリスト
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