1選が10周年を迎える話
はじめに
はじめましての人ははじめましてのホワホと申します。2024年最後のnoteです。もしかしたら鈴木とかみそきんTVと言った方がわかる人もいるかもしれません。久しぶりにnoteを書いています。noteを書こうと思った理由はただひとつしかなくてそれはAT1選の曲が今日(このnoteの投稿日)10周年を迎えるからです。急にAT1選と言われてクエスチョンマークが浮かんだ人も多いかもしれません。AT1選はAll Time 1選の略で端的にいうと人生で一番好きな曲のことです。自分の周り(インターネット上)でも⚪︎⚪︎選を作っている人が多いです。
ex) ボカロ曲100選 https://www.nicovideo.jp/mylist/72401111
これは私のボカロ曲100選でこちらのマイリストに自分の好きなボカロ曲が100曲登録されています。もし興味ある方がいれば少し覗いてみてはいかがでしょうか。
お話がそれそうですみません。AT1選の曲が10周年を迎えるからこのnoteを書いていると先ほど述べました。この機会に色々振り返って整理したい気持ちと記録しておきたい気持ちがあります。これから話が長々と続きますがよろしくお願いします。
AT1選の曲とは
AT1選!AT1選!と先ほどからしつこいですがその本日10周年を迎えるAT1選の曲は一体なんなんだというと、『ブラックホールヶ丘商店街』という曲です。この曲はピノキオピーさんが作曲した曲です。ピノキオピーさんは『神っぽいな』『すろぉもぉしょん』『ありふれたせかいせいふく』などの曲を作曲しているボカロPです。
こちらが『ブラックホールヶ丘商店街』
YouTube→
ニコニコ→
ピノキオピーさんのチャンネル→
元々は当時氏が企画していたオーパーツソケット(バンド名)が歌う予定の曲だったのですが解散してしまった。その名残が曲中にもあります。また、本来はニコニコ動画などのプラットフォームに投稿する予定はなかったそうです。投稿してくれてありがとうございます。ライブでやる予定もないらしい。寂しい。
当時に投稿されたオーパーツソケットが歌った『胸いっぱいのダメを』→
AT1選との出会い
もしかしたら一番大切な曲
『ブラックホールヶ丘商店街』との出会いはかなり特殊だったと思います。私の一番好きなボカロPがピノキオピーさんでピノキオピーさんの曲を好きになるまでがかなり特殊でした。ちょうどコロナ禍に入る前に私はナナヲアカリさんの曲が好きになりナナヲアカリさんの曲を沢山聴いていました。
ナナヲアカリさんのチャンネル→
その中でも特に好きな曲が『オトナのピーターパン』という曲でした。歌詞が刺さりに刺さってめちゃくちゃ聴いてました。そんな『オトナのピーターパン』の作詞・作曲・動画を手掛けていたのがピノキオピーさんでした。当時はほとんどボカロ曲を聴いてなく『オトナのピーターパン』がピノキオピーさんを知るきっかけでした。そして私はピノキオピーさんが書く歌詞に惹かれてピノキオピーさんの曲を聴くようになります。『オトナのピーターパン』がボカロ曲を聴き始めるきっかけでもあったのかなと思います。概要欄に「生きるのほんとムズい」と書いてあるけどその通りだと思う。『オトナのピーターパン』の絵はぬくぬくにぎりめしさんが描いていて、当時ぬくぬくにぎりめしさんの絵もこの曲がきっかけで好きになった。あまりにきっかけを生み出しすぎている。それほど大切な曲。
『オトナのピーターパン』
YouTube→
ニコニコ→
惹きこまれてしまったとある日
コロナウイルスで長期休みに入ってしばらく経ったある日、私はピノキオピーさんの曲を巡回していてとある曲が印象に残り巡回が止まります。私は『ブラックホールヶ丘商店街』を初聴きし、あまりに衝撃的でその日はもうずっとリピートしていました。曲のタイトルにある「ブラックホール」のように吸い込まれたと言った方がいいのでしょうか。正直タイトルから魅力的すぎる。曲のタイトルをつけるのがあまりに上手すぎる。英語タイトルのセンスもとても高いと思います。しかし、当時のことは『ブラックホールヶ丘商店街』を聴いてあまりに衝撃だったこととその日に沢山リピートしたことぐらいしか覚えてなく…。過去にタイムスリップしたいな。
ちなみにnoteの名義に使っている「ホワホ」は略称で略さないと「ホワイトホールヶ丘商店街」となります。名前の由来は言うまでもなく。4年半ぐらい前からこの名前を使ってるけどこんなに長い間使う名前、もっとちゃんと考えて欲しかったな〜って思う。ちゃんと考えて欲しかったと思うのは事実、しかしこの名前はとても気に入ってるしこの名前で良かったと思うこともあるから結局これで良かったのかなとも思う。「鈴木」や「みそきんTV」より好きだし「すし」よりも好きくらい。
今のAT1選に対する想い
今の私にとって『ブラックホールヶ丘商店街』は「拠り所」です。『ブラックホールヶ丘商店街』は商店街のノスタルジックな雰囲気の中で失敗などの悲しいことがあって悲観的になってしまった初音ミクが最後には前を向き始める曲です(人それぞれに曲の感じ方があるので注意!)。今回の「拠り所」には二重の意味があって、ひとつはノスタルジックな雰囲気を感じることができる「拠り所」です。私にとっての音楽のいいことのひとつに年月が経っても何も変わらないことがあります。現実の街の雰囲気なんてあっという間に変わってしまい寂しい、、、。リアルの風景で懐かしさを感じる機会が少なくなってきて悲しい。そしてもうひとつは心の「拠り所」です。私も失敗の連続で悲観的になり、「学校に隕石とか落ちないかな〜」みたいなことを思うことがあります。でも『ブラックホールヶ丘商店街』で信号が変わるのを待ち続けるのなら自分も好機が来るのを待ち続けたいなって思います。これからも待ち続けるから!
さいごに
最後まで見てくれてありがとうございます。読んでる方々にも一番好きな曲や大切にしている曲があると思います。この機会にその曲に対する想いなどを整理するのもいいかもしれません。自分も拙い文章ではありましたが今のAT1選に対する想いを言語化し整理することができてとても嬉しく思います。
最後に……
『ブラックホールヶ丘商店街』10周年おめでとう!!!
これからもよろしくね!