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音楽が脳に与える影響について2019世界パーキンソン病学会での聴講メモをまとめて見た。

2019年世界パーキンソン病学会での
音楽が脳に与える影響
(Dr Jeanette Tamplin,メルボルン大学)について聴講した内容を記録しておいたメモよりまとめ共有する機会を
本日持たせて頂きました。
部分的な記述ではありますがご参考にして頂けたら幸いでございます。


音楽は次の過去の研究報告より、
『音楽への参加、さらに聴くだけでも神経結合が増加する。運動、聴覚処理、視空間処理を行う脳領域の構造的変化を引き起こす』

音楽はパーキンソン病の方の脳を変えることが出来ます。
音楽に参加することにより健康上の利点がある
⑴身体的な利点
声が大きくなる
/呼吸の強さが増強する/心血管ストレス反応の抑制/免疫能を高める/

⑵心理社会的な利点

ストレス低減/気分の改善/不安の減少/モチベ-ションを高める/社会参加の増加

-モニ-は気分を高揚させる

 気分が良くなるホルモンを放出、
脳内を活性化する。

 オキシトシン(信頼、結びつき)エンドルフィン、ドパミン(喜び)コルチゾールを下げる(ストレス)

パーキンソン病の非薬剤治療としての音楽

音楽に合わせた動きは歩行の改善

楽器演奏~タイミングと強調の改善

歌う-声の大きさを改善

音楽を聴くことは気分と生活の質を向上させる

リズミカルな聴覚刺激は

歩行速度を向上させる

すくみ足を軽減する

タイミングを改善する

動作の計画を改善する

動きのばらつきを減らす

音楽を想像するだけでも効果ある

昨年2022年5月より全国パーキンソン病友の会静岡支部のタンゴセラピーに参加して下さっているお仲間の皆様は既に音楽とパーキンソン病とを共生する術をご存知のようでしたが
タンゴの音楽でタンゴダンスはほとんどの方々が
はじめてのようでした。
お楽しみ頂いているとの笑顔付きのコメントを多く聴けて
私もエネルギーとさせて頂いて
おります。
タンゴの音楽、ダンス、タンゴセラピーが更に
笑みをもたらすようにさらなる精進と新化に努めて参ります。





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