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イマソトノオトヲ#19「雨飴玉」ミュージックビデオに寄せて

晴れた日に、雨を歌う。
これも今日の天気に合っているかも。
【イマソトノオトヲ#19「雨飴玉」ミュージックビデオ】

5月22日、日曜日の朝。家族がいる中、食卓の椅子にかけて弱音でギターを弾く。朝食後も色々な和音を試しながら音の冒険を続けていると、曲の断片が現われてきた。
同時に、頭に幾つか言葉が在った。雨、舐める、味、あめ、あめだま、飴玉。言葉の断片を書き留めた。
作業はここまで。メロディーは書かず、曲構成も決めず、録音のためにベランダに出た。
鳥の声を聞きながら即興作曲。これは一度だけ録音した演奏。
 

■「雨飴玉」歌詞
降ってきた雨 口元までやってきた
舌で少し舐めたら すっぱい酸味 酸味

降ってきた飴玉 飴玉が降ってきた
あんまり球体すぎて 口元まで転がってこない

晴れ間の中を 跳ねて 跳ねて 跳ねて
晴れ間の中を 跳ねて 跳ねて

降ってきた雨 飴玉
飴玉

 
■イマソトノオトヲとは
-私が屋外で即興作曲し、それを録画するプロジェクト。2018年10月に開始。
以降、断続的に屋外での即興作曲・即興演奏を録ったミュージックビデオを制作しつづけている。
“ima-soto-no-oto-wo” is a music project where I improvise and record it outdoors. Started in October 2018. 
Since then, I have been producing music videos that record improvisational compositions and improvisations outdoors intermittently.
-「雨飴玉」は、プロジェクトの19曲目。 

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