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【遊戯王OCG】2021年10月〜12月環境について

はじめに

初めましてアカと申します。
プロフィールにも記載ありますが、今後に自らの遊戯王というコンテンツの振り返りの為にnoteを始めました。
読んで頂ける方は軽い日記程度に読んでいただければ幸いです。

これまで

私は2014年〜2016年4月改訂
ラヴァルバル・チェイン禁止まで
インフェルニティを愛用しており、県内の公認大会、東北内の大型非公認(CS)などに積極的に参加していました。
その後仕事や私生活の変化などにより徐々に参加頻度が下がり身内も遊戯王引退した為、悩みながらも1度全て売却しOCGからも距離を置いていましたが友人に誘われて数回カードを集め下記CSに参加していました。

2016年8月 
みちのくCSファイナル(3人チーム)
メタル竜星 4-3-0

2017年6月 
第6回JGP   予選落ち
インフェルニティ(先行ワンキル) 2-2-0

2019年4月 
りゅっぴーCS(3人チーム戦)
オルフェゴール 3-3-1

この期間の問題点

・対人戦をする時間が無い為基本当日ぶっつけ
・戦績が基本的に5/5で勝ちきれてない
・次の対人戦が未定(次回に活かせない)

と思っていて、個人的には物足りない期間でした。
その後また離れてしまいましたが2020年夏頃に生活の変化がひと段落し、公認大会に参加できそうだったのでデッキを作ることにしました。
そんな時タイミングよく、新弾情報で「プランキッズ ・ミュー」を見つけ組むことにしました。

その後「プランキッズ」を組んだ後も2〜3ヶ月に1回公認に参加できる状態が続き、今に至ります。
「プランキッズ」を使用している期間はコロナ禍ということもあり、他県への移動は無しな上に公認大会の休止があった為私以外もOCGをやれない状況が続いていたと思います。

その状況下で自分の中で変化したことが

・今までは公認が練習、CSが本番という考えが少なからずあったが、公認が本番になった。
→1回の遊ぶ場が重要に感じた(後悔したくない)
・参加するからには勝ち越したい。
・1日時間を作るのだから楽しく終えたい
→戦績0-4などの負け越して帰りたくない。

であり、目下の目標は公認大会での4-0として参加にあたっていました。
今までの「好きなカードで戦いたい」から
「少ない回数しかない対戦を大切にしたい」に考え方が変わり始めました。

2021.7月に2回公認に参加して通算5-2-0で勝ち越しはできましたが目標の全勝はできなかった為、いままでよりも更にYouTubeやTwitterなどで展開や情報を集めました

2021.10月


8/28に「グランド・クリエイターズ」が発売して、勇者ギミックを取り入れた「勇者プランキッズ」というデッキが世に誕生し、勇者パーツを集めて公認大会に参加する時に使用できるように準備していました。

その後期間は空いてしまいましたがその間にある程度の構築がシステム化され、自由枠の多いと言われていた部分が勇者出張セットで埋まりいわゆるテンプレと呼ばれる構築にシフトされており自分にとってはコピーデッキを組む分初めは楽に組むことができました。

10/30に近隣の公認大会に参加しました。

使用:勇者プランキッズ 
※レシピは紛失してましたが41枚テンプレ構築

1回戦 @イグニスター 後○×○
2回戦 LL鉄獣    先○×○
3回戦 鉄獣デストロイ 後×○×
4回戦 壊獣カグヤ   先××
結果は2-2-0でまた5/5で勝ち越せず悔しい思いをしましたが、今環境プールの中で話に聞いていたカードなどを把握することができました。

1.デストロイ出張セットの強さ

7月にデストロイが発売された後に大会環境でプレイしていたプレイヤーからすると脅威の出張セットだったと思います。
自分は対人戦を10月30日までしていなかった為、近隣プレイヤーからの話、YouTubeでの対戦動画などの使用率を見ていただけで体感していませんでした。
3回戦の鉄獣デストロイで
アナコンダからのデストロイ+リボルト+手札誘発
というような盤面の際に

・毎ターンデストロイで召喚権を潰される
・デストロイ自身を破壊①墓地効果①破壊されるカード①の1枚のカードを処理する為に2枚以上のカードを使用する事を強要されてしまう。
→デストロイの処理に枚数使わされてしまう為、メインギミックや素引きのサイドに対応できず詰み。
・墓地から除外ギミックが「墓穴の指名者」のみ
・増Gに対して3ドローさせてもアナコンダデストロイに行く選択肢も取れる。
→フュージョンデステニー素引きでドロー1枚で出せる。
・手札も素材にできる為過去流行った「真紅眼融合」よりも使いやすい。

という点を体感できました。

2.アトラクターという影のパワーカード

4回戦の懐獣カグヤに対して先行展開を行う際に、プランキッズ下級召喚に対してアトラクター発動で全てが止まりました。
勇者ギミックは「おろかな埋葬」などない場合
アラメシア③水遣い③引いてなければ今までのプランキッズとやれることは変わらず、アトラクターに対する対策はこの出張では対策できない。キツい。

・先手後手を入れ替えられるカード
・対策が墓穴の指名者以外無い
・大暴走+プランキッズ①で相手ターン耐える事はできるが初手3/5を固定要求なので厳しい
・とは言っても初手のみで使用できるカードであり、後半戦にドローした際に1枚ゴミとなる。
※この後に「ふわんだりぃず」が環境に台頭する為この考えは甘かった事に気づく。

4回の対戦でしたが、自分にはとても身になる1日でした。

2021.11月13日 ヒノキ杯


11月13日に地元でCS(個人戦)が行われるとの事で参加しました。
使用デッキは勇者プランキッズ 
※裏のカードはリンクスパイダー2枚目

結果は2-2-0の予選落ち。
またも5/5の勝ち越せない。
レシピはアクセスコードではなく、ワンキルに向かいやすいヴァレルソードを採用する形でそれ以外は10月の公認に使用したレシピと同じでした。

参加前はデッキパワー強い分トナメに上がれるだろうとどこか軽い気持ちでいましたが(結果的に2-1-1が最低条件)結果が伴わずとても悔しかったです。

11月27日の「日本選手権 店舗予選」に参加する事が抽選で確定したのでここを今季の最後の目標として、ヒノキ杯の反省点をまとめ短期集中して取り組む事にしました。

公認(10月)ヒノキ杯での反省点、気づいた点

・初手「禁じられた一滴」3回被った事があったが被って嬉しい場面が1度も無かった。
・サイドチェンジで「ドラコバック」を後手で抜いてしまった事で相手のミドラーシュ(システムモンスター)に対する解答が1枚消えた。
・勇者トークン+グリフォン+バウワウ+パルス+大暴走の構えの際にメイン終了でニビルに対してグリフォンで無効にした場合、その後の拮抗試合を止めれない場合勇者トークンが強制で残さなければいけない。
・サイコロで全て負けて選択権が無い状態で2-2-0なので思ってる程悪くはない。先取れれば勝率は50%よりは上がりそう。
・「増殖するG」「ニビル」に対してのケアがし辛い。(墓穴抹殺うららなどの対抗策無い状態)
・採用カードが発動タイミングを考えるカードが多かった。(夢幻泡影)
→対人戦をできてない現状もっとプレイングに左右され辛い単純明快な強いカードを入れるべきではないか?という考え。

2021.11月27日 日本選手権 店舗予選

問題点を考えてデッキを改善して店舗予選は
勇者プランキッズ+DHERO
を使用することにしました。
コンセプトは
「ストレスフリーの後悔のないカード選択」でした。

改善点

・一滴を3枚から2枚へ
・夢幻泡影を不採用にしたのは理論上強い場面はあっても、自分が使用してケアされる(マストなタイミングでの発動をできてない)のがストレス
・サイドにリブート、勅命を採用
→先行後攻でゲームエンドまで持っていけるほどのパワーカードを採用し理不尽ゲー叩き込んで勝つ。
・ヴァレルソードではなくアクセスコード採用
→モンスター数の問題でヴァレルソードは出せないがユニコーンからのアクセスコードは出せると言った場面がヴァレルソードよりも多かった為変更。

なによりも変化はデストロイを採用した事です。
今回の大会はトーナメント方式で負け抜けで優勝者に東北エリアの進出権利が貰える大会のため1敗も許されない(今期最後なので1敗した時点で今期は終)状況なのでいつか訪れる負け試合に後悔のないデッキ構築にすることを指針とする事にしました。

・デストロイ採用にあたり
素材は基本ダッシュガイとディバインガイが採用されていますが、自分の考えではダッシュガイのドローフェイズの特殊召喚効果を使用しなければ勝てない場面は少なく、ディバインガイの2ドロー効果は手札を0枚にする必要がある為使用できるのは3ターン目以降、使用しないままゲームが終わるパターンがある。
→ディアボリックガイ2枚+ディナイアルガイの3枚を採用することによって、ディアボを手札に1枚引いてしまっていてもロックの除外コストにする事で後からフュージョンデステニーを引いても損が起きないパターンを増やしました。
全てが通った上では次ターンにユニコーン→アクセスコードに繋げやすく返しの2ターンキルし易い。
そこで先に妨害を踏み、デストロイやプランキッズギミックを通して勝利に近づく。

・ヒノキ杯での負けパターンの1つであった勇者トークン残ってしまった為「拮抗勝負」で他のカードを強制除外への対策のひとつとして。


→デストロイを採用することにより、メイン終了時にニビルでグリフォンを処理された場合に勇者トークンをリンクスパイダーにした後にアナコンダ行くことにより拮抗勝負の被害を減らす事ができる。
この後にプランクにより1ドローを行い
+墓地にディアボ、ディナイアルで返しにリンク3のユニコーンまで繋げられる。
ハンドにプランキッズ赤青緑が1枚有ればハウスバトラーも出る為「拮抗勝負」がない場合はゲームエンドまで返しのターンに動きやすい。


そしてこのデッキの先行で引きたくないカードは4枚

・ディアボリックガイ×2枚
・ディナイアルガイ ×1枚
・ニビル ×1枚(抹殺の為)

40〜41枚で構築ではなく、デッキの枚数を増やし44枚にすることによってこの4枚を初手に引かないという事を考えました。

そして当日の結果は

念願の3-0で優勝、権利を獲得する事ができました。
ヒノキ杯でじゃんけん全敗している為、当日に土壇場で決めるのは後悔しそうだったので✋→✌️→✊を出すとあらかじめ決めておりそれが功を奏しました。

ふわんだりぃずの台頭

店舗予選がある程度終わった時点で、環境に「ふわんだりぃず」が現れました。(元々いたけどトーナメント環境に増えてきた)
過去にびびっていた「ディメンション・アトラクター」がメインに3枚入って結界像をサーチして召喚まで行う恐ろしいデッキでした。
予感でエリア予選にはこのデッキが増えるんじゃないか?と感じました。(実際使用率は高かったです。)

内容を割愛しますが、事故率の極端に低い0帝に近く感じハメゲーのイメージ。
これは対戦経験が必要だと感じ身内のプレイヤーにお願いして1日調整を行いました。
結果、先行の場合はアトラクター打たれてもフュージョンデステニーは発動してでも1妨害はたてる。
サイド後の増殖するGは抹殺の1枚以外out。
後攻の場合に感じたのは相手ドローフェイズにアトラクター発動に対しては対策しても無力。
→割り切るために先手後手どちらでもアトラクター使われても発動はできかつて採用していた「センサー万別」を採用圏内の1枚と思いつきました。

2021.12月12日 日本選手権 エリア代表戦

店舗戦→ふわんだりぃずとの調整から対人はやはりできなかった為ひたすらYouTubeで展開を見ました。
動画の少ないエルドリッチ、相剣は使用しているプレイヤーへサイドチェンジや目指す盤面を聞いて動画と擦り合わせて相手のやりたい事を覚えていきました。

東北エリア代表はデッキのシェア率をイメージして自分の中では、
・勇者幻影D     40%
・勇者プランキッズ      20%
・エルドリッチ    20%
・ふわんだりぃず   15%
・その他 (天威相剣等) 5%
くらいの感覚でサイドを組むことにしました。
メインに関しては使用したことのないカードは採用しない事にして店舗戦と同じままにしました。

今回は1強環境ではない為、サイドカードは広く見れるように2枚ずつで散らして採用しました。

「浮幽さくら」はふわんだりぃずがメインから入ってくる誘発を筆頭に他デッキにも採用されており、初動のミュー、増G後に引いてもハウスバトラーを除外されるので調整段階でもとても辛いカードでした。

その為、メインギミックであるプランキッズの瓦解はゲームの負けに直結するので対策せざるを得ない。

「墓穴の指名者」2枚だけではアトラクターとさくらに対して足りず「抹殺の指名者」を使える状況にして合計4枚をこれらの対策と信じる事にしました。
そのために1枚採用、相手のフュージョンデステニーに対して発動できる可能性もゼロでは無いがあくまで抹殺要因としての採用理由でした。

結果は以下の通り

当日にKONAMI側からのアナウンスにより
「優勝者にのみ日本選手権の出場権利を渡す」事が説明があり5戦もしくは6戦を全勝するということになりました。勝ち切らないといけない舞台、後は当初の目標通り後悔のないストレスフリーな対戦を目指してやるのみ。じゃんけんも✋→✌️→✊出す機械。

結果は不戦勝を抜いて3-1-0
と準決勝で敗北のため権利は得られませんでしたが、東北地区ベスト4という出来すぎた結果とこの大会を勝ち越して終了することができました。

勝負に負けたことはとても悔しいとしても、4.5年ぶりにお会いする方や会場に来てくれた友人などとお話しすることもでき有意義な1日を過ごせました。

さいごに

今期は総合して10-5-0で勝ち越す事ができ目標は達成。ゲーム内容としては出張パーツのパワーがとても強くプレイングを要求する場面は限りなく突き詰めた先の盤面に発生するが基本は自力のパワーが強い為そこまでいけずに勝敗が決する場面も多々ありました。

来期は制限改訂により「勇者プランキッズ 」はこのままでは勝ち切れるデッキではなくなった為また新しいデッキを組んで覚えるか、補填してまだ使うかを悩んでいます。
エリア代表戦で「ふわんだりぃず」ミラーが多発していて聞こえてきたのは1本目でETに入っている対戦が何卓か発生していました。
これは来期起きる事象の一つかなと思います。

この2ヶ月真剣に集中して取り組む事ができ、対人戦をする機会がなくてもYouTubeなどで上位の対戦を勉強することができ新しい形の調整ができる素晴らしい時代だなと復帰して強く思いました。

ここまで長文をお読みいただいてありがとうございました。
初めにもありますが私自らが振り返るための日記だと思っていただいて、考え方の違いは各々でご解釈ください。

来期からは期間の事のみ記載すると思うので短くできると思います。
改めて今期対戦していただいた皆様ありがとうございました。

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