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ラジオ生活:名曲スケッチ「トゥオネラの白鳥」

聞き逃しサービス 2024/01/09 放送
名曲スケッチ


「トゥオネラの白鳥」
シベリウス作曲
(管弦楽)東京フィルハーモニー交響楽団
(指揮)小松一彦

開始より00分頃


配信終了 2024/01/16 01:00

 ( すでに配信終了してます。)



番組情報[radiko版]




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Bing検索 URL> https://www.bing.com/videos/search?q=Jean_Sibelius+Lemminkäissarjaan+op_22








レンミンカイネン組曲
Wikipedia 日本版 URL> https://ja.m.wikipedia.org/wiki/レンミンカイネン組曲


 『レンミンカイネン組曲』(レンミンカイネンくみきょく、フィン語:Lemminkäissarjaan)または『四つの伝説曲』(フィン語:Neljä legendaa)作品22は、ジャン・シベリウスの交響組曲もしくは連作交響詩。フィンランドの民族叙事詩『カレワラ』に基づいた作品で、1890年代を通じて推敲と改作が繰り返され、約半世紀を経た1950年代にようやく現行版に落ち着いた。なお、4曲まとめての呼称はあくまで便宜的なものであり、出版は各曲別個に行われた。
 4曲まとめて演奏されることもあるが、先に出版されていた2曲、ことに「トゥオネラの白鳥」が単独で演奏されることが最も多い。「レンミンカイネンの帰郷」がこれに次いでよく演奏される。

【作曲の経緯】
 シベリウスはベルリン留学中の1890年にリヒャルト・ワーグナーのオペラ『タンホイザー』や楽劇『ニュルンベルクのマイスタージンガー』に接して感銘を受けた。1892年に声楽を含む大規模な交響曲『クレルヴォ』を発表したのに続き、国民的叙事詩『カレワラ』に基づく作品の構想を練っていた。この頃フィンランドの文学協会主催のオペラ・コンクールが行われており、オペラ作曲への意欲が高まった。
 こうして彼は、国民主義的な神話オペラ『船造り』の構想に取り掛かった。1893年の夏に、作家ユアンナ・エルッコと共同で台本製作に取りかかり、プロローグのスケッチを書いている。その後、ワーグナーのオペラをさらに研究すべく、バイロイト、ミュンヘンへ旅行し、スコアを研究した。だが、研究するにつれ、その大仰で執拗な表現方法に違和感を持ち始めた。ミュンヘンから妻アイノに宛てた手紙の中ですでに、オペラよりもリストが取り組んでいる交響詩の方が自分には向いている、と書いている。1894年に製作途中の台本をフィンランドの劇場支配人カールロ・ベルイボムに見せるが、その評は否定的なものであった。自分の音楽の指向性、台本への否定的な評からオペラへの情熱は急速に冷えていった。
 やがてオペラ『船造り』の作曲を断念すると、その序曲を「トゥオネラの白鳥」に改作し、これを軸として、4つの交響詩からなる新たな管弦楽組曲の作曲に取り組んだ。これが結実したのが本作である。1895年から1896年にかけて「レンミンカイネンと島の乙女たち」と「トゥオネラのレンミンカイネン」、「レンミンカイネンの帰郷」の3曲が追加され、1897年に最初の全面的な改訂が行われた。
 「トゥオネラの白鳥」と「レンミンカイネンの帰郷」は1900年に、出版に向けて新たに改訂されたが、このとき放置された「レンミンカイネンと島の乙女たち」と「トゥオネラのレンミンカイネン」の2曲は、作曲者の晩年である1939年になるまで改訂されず、しかも1954年になるまで出版されなかった。

【初版】
 1896年4月13日に作曲者自身の指揮により、ヘルシンキ・フィルハーモニー協会により初演された。その時は以下の構成が採られた。
1. レンミンカイネンと島の乙女たち(Lemminkäinen ja Saaren neidot)
2. トゥオネラのレンミンカイネン(Lemminkäinen Tuonelassa)
3. トゥオネラの白鳥(Tuonelan joutsen)
4. レンミンカイネンの帰郷(Lemminkäisen kotiinpaluu)
 第1曲が細部において現行版と異なっているほか、終曲の長さが現在の倍近くもあった。このため、全曲を通じて1時間弱の長さがあったらしい。


〜[上記Wikipediaより抜粋。]



Wikipedia 日本版 > https://ja.m.wikipedia.org/wiki/トゥオネラの白鳥


 『トゥオネラの白鳥』(トゥオネラのはくちょう、フィンランド語:Tuonelan joutsen)は、ジャン・シベリウスの作曲した交響詩である。

【概要】作品番号22の交響詩集『レンミンカイネン組曲』(4つの伝説曲)は以下の4曲からなり、この曲は第2曲(当初は第3曲)に当たる。
1. 「レンミンカイネンと島の娘たち」(Lemminkäinen ja Saaren neidot)
2. 「トゥオネラの白鳥」(Tuonelan joutsen)
3. 「トゥオネラのレンミンカイネン」(Lemminkäinen Tuonelassa)
4. 「レンミンカイネンの帰郷」(Lemminkäinen palaa kotienoille)
 4曲まとめての呼称はあくまで便宜的なものであり、出版は4曲別々に行われた。4曲まとめて演奏されることもあるが、「トゥオネラの白鳥」はこのうち単独で演奏されることが最も多い。

【作品の成立背景】
 この曲は、当初オペラ『船の建造』の序曲として作曲された。フィンランドの民族叙事詩『カレワラ』の第16章により、カレワラの主要な主人公であるヴァイナモイネンが船を作るための呪文を求めて死の国であるトゥオネラへ行き、結局は逃げ帰ってくる。その暗い死の国を想像しながら作曲されたと思われる。シベリウスは1893年から1894年にかけてこのオペラに取り組んでいたが、自分にオペラを作曲する才能がないことに気が付いたらしく、このオペラは結局は完成されていない。
 『レンミンカイネン組曲』は、『カレワラ』の第12章から第15章にかけてに基づいている。放埒な主人公レンミンカイネンはポホヨラの娘への求婚に赴き、娘の母である女主人から3つの課題を与えられる。そこで、彼は2つまでの課題は克服するが、3つ目の課題、トゥオネラ川を泳ぐ白鳥を射るという課題に挑戦中に殺され、死体はばらばらにされる。しかし最後は母の呪文によって蘇生させられ、家に連れ戻される。組曲はこの物語からの4つの場面を描いている。
 4曲の中でも「トゥオネラの白鳥」は物語の筋を追うのではなく、もっぱらトゥオネラ川を泳ぐ白鳥のイメージを描いている。先に作曲されたオペラの序曲の素材を用いて、他の3曲に先立って作曲された。


〜[上記Wikipediaより抜粋。]










ジャン・シベリウス 
Wikipedia FI(フィンランド版) URL>
https://fi.m.wikipedia.org/wiki/Jean_Sibelius







 






〈リンク〉
【叙事詩】『カレワラ』その1「最初の詩」


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