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「オチ」のある話?!~話術の習得~

今回は、話の“オチ”の付け方について記事を書いていこうと思います。さて、みなさんは、一度ぐらいはオチのないつまらない話をしてしまった事があるのではないでしょうか?そして、友達などに「で?」「オチは?」「え、終わり?!」などとズタボロに言われたり... そんな悲しい経験を今後しないように、話の“オチ”のつけ方のコツを伝授します!!

①「オチ」って??

そもそもオチとは何なのでしょうか?“オチ”と聞くと、おそらく皆さんは話の最後の面白い部分を想像すると思いますが、実はそれだけではないのです。“オチ”を漢字で書くと、「落ち」と書きます。つまり、その話が落ち着く所、つまり最後の結末を示す言葉でもあるのです。すなわち、別に面白くなくても、話が完結していれば“オチ”がある話といえるわけです。

②“オチ”の作り方

⑴オチに入る前が1番大事!

オチに入る前には必ず“フリ”というものが存在します。フリはオチの伏線といった感じのものです。フリで失敗してしまうと 、オチに無理やり持っていったとしてもスベってしまいます。万人に理解してもらえるよなフリを作る必要があります。そのためには、なるべく詳しく相手に伝え(特に主語などはしっかりとわかるようにすることが大事)、臨場感も出すとより良いフリを作ることができます。

⑵三段落ち

話にオチをつけ、全ての人を笑わせるのが職業である芸人の話し方を見てみると、ある話法が共通しているのがわかります。それは「三段落ち」と呼ばれる話法です。三段落ちとは、結論から言ってしまえば、2回フリを作り、3度目で落とすという話法です。これはつまり、1つ目と2つ目でフリで話の方向性を示し、3つ目でオチをつける、ということです。とても有名な三段落ちの例としては「ラーメン、つけ麺、僕イケメン」(狩野英孝の代表ネタ)というネタがあります。これも、「ラーメン」は一つ目のフリで、「つけ麺」は二つ目のフリ、そして「僕イケメン」で落とす、という構造になっています。このように、三段落ちは非常にシンプルな話法ですが、実はクスッと笑える話法でもあるのです。

③まとめ

さて、ここまで長々と「オチ」について書いてきましたが、オチというのは非常に重要で、オチさえあれば、多分、どんな話でもおもしろくなります。そして、話が面白い人には勝手に人が集まっていきます。皆さんもオチのある話し方を身につけて“オチ”の達人となってみてはいかがでしょうか??


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