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MACDの見方・使い方 「トレンドを事前に察知する」(2021年3月13日開催ワークショップ講義録)

今日は遠く千葉や和歌山などからもご参加いただきありがとうございます。いつも狭い本屋の中でやってるのですが、今回は参加ご希望が大変多かったので場所をこちら(サンポート高松会議室)に移しての開催とさせて頂きました。まだお越しになられてないですが、あとでもう一人、アドバイザーと言いますか、仮想通貨トレーダーのハムぞうさんにもお越しいただくことになってますので、皆さんと一緒にチャートテクニカル分析の方法というのを見ていきたいと思います。今日は特に、これまでもかなり繰り返してお伝えしていたMACDというオシレーターの使い方をもう一度じっくりここで直接解説してみたいと思います。このMACDの使い方については昨年に日本一の投資情報サイト「gogojungle(ゴゴジャン)にも連載で解説させていただきました。その連載をやってた時がちょうど2020年初頭だったのですが、私の記事を読んでくださった方は、あのコロナショックを事前に察知することに成功されています。未知の暴落が来ることを事前に知るということは大変に意味あることだと思いますが、それを可能にするのがこのMACDです。このMACDというオシレーターは不思議というか、多分なんですけど、コレ、開発者の人もその使い方がよくわかってないんじゃないかと思うんです。そのぐらい不完全な形で世に出てしまったものではないかと私自身思ってまして。ところがその出来損ないの不完全さが逆に使えるみたいな。具体的にいうと、ゴールデンクロスとかデッドクロスとかで売買ができればいいのにそれが全然できなくて、ねじれてみたり、ガタガタな意味不明な形を作ったり‥etc ところが、その意味不明な、まるで機能不全に陥ったかのような形を作るMACDを長年じーっと観察していると、「これひょっとしてめちゃくちゃ使えるんちゃうか?」という仮説がいくつか出てきました。そしてその仮説に基づいて相場予想をすると、これがびっくり。とてもよく当たる…という結果を招いているという。おそらくこのMACDの取り扱い説明書というのは存在しなくて、その取り扱い方をきちんと文章でまとめて世に送り出したのはおそらく私が国内で初めてだと思います。海外は知りませんが。そして、2番目にMACDの取り扱い方を文章にして販売されたのは、私の師匠のロガーロさんでした。ただ、ロガーロさんの方が私より数ヶ月遅かったので、一番最初は私ということにさせてください。(笑) 師匠を差し置いて、ですが。それとロガーロ師匠のMACD解説と私のそれとは少し一致しない部分がある模様です。その辺りは解説を受けた皆さんがご自分で判断されていかれたら良いかと思います。

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