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痛い目に遭いながらコツをつかんでいくIT

私は癇癪持ちです。ひとに当たり散らすことはまずありません。しかし癇癪持ちです。

先ほども、香港のとある方のご好意で、昭和日本のある音楽雑誌のある特集記事のスキャンデータ(jpg)を送っていただいたものを、ひとつのPDFに揃えて、圧縮してiPadに収めるということをしてました。スキャンデータはばらばらで、一つらなりにすると2ページ見開き単位で前後反転のPDFファイルになってしまうので、それを入れ替える作業をしていました。

その際に、非常に手間のかかることをしていました。途中で順番がわけわからなくなったので一から再スタートして、前後入れ替えがクリックひとつでできると気づいて、心の中で腰が抜けてしまいました。

全部でたった13ファイル(つまり全26頁)とはいえ、またつまらぬ労苦の末にスマートな前後入れ替え技を会得したのでした。

この手の、いちいちマニュアル化するまでもない、体で掴むしかない系の技の山で、アイチー(IT)は回っているのだなって改めて思いました。


秘書には向かない私みたいな理屈屋さんが、地味かつ欠かせない裏技を秘書さんのようにこつこつ体で学んでいく様は、実になんというか、アレです。

いただいたjpgファイルのうち二つが、解像度不足でよく読めないので「もそっと解像度高いの送ってちょ」とお願いしたら「ええよ」とスマホ撮影とおぼしい画像を送られました。ごめんそれ光学的モアレが生じていてあまり嬉しくないなーと返信しました。後でスキャンして送ると言われました。

ああ、ああ、画像差し替え作業がこの後私を待っているというわけでございます。

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