エレン先生も苦笑いしています
これの続きです。
小学校でさんざんおけいこさせられた、英語での会話パターンの、おさらいです。
今の中学生の子たちは、小学校で「こちらは〇〇です」「△△は私のクラスメートです」みたいなパターン文を、とにかく毎時間教室内で級友たちと繰り返しやらされています。
それを中1では、おけいこではなく本のなかで行うよう、だんだんと誘導されていくのです。
そのためでしょうか、新キャラを投入してきました。ALT(語学補助教員)とおぼしい女性です。
小学校で体に叩きこまれたあいさつパターンが、教科書の「なか」で再生されます。
だんだんと「読み書き」に軸足が移し替えられていくわけです。
ああまた「イエス、アイドゥー」「ノー、アイムノット」なやり取りですか。
これらは気を付けて使わないと「そうにきまってるじゃない!」「ちがうよばかにするな!」と受け取られることさえあるので、そこのところを生徒さんには念押ししてもらいたいのですが…
Is that a fish market?
(あれは魚市場?)
No, it's not. It's a sushi restaurant.
(まさか、とんでもない。寿司屋ですよ)
Wow. I love sushi. Is the restaurant popular?
(おおっ、スシは大好き。あの寿司屋は人気があるの?)
Yes, it is! It's always very crowded.
(あるにきまってますよ! いつだってひとがいっぱいなんだから)
ウワァァ━━。゚(゚´Д`゚)゚。━━ン!!
ちなみに先代さん、つまり2016年版でも、こういうどうしようもないやり取りがさく裂していました。
[続く]
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