【日本ハム】現役ドラフトで水谷瞬を獲得

こんにちは ひ(https://twitter.com/T___OHTA5)です。
契約更改も終わり、本日12月8日は現役ドラフトが行われました。
日本ハムはソフトバンクから水谷瞬を獲得し、ソフトバンクに長谷川威展を放出しました。
今回はこのことについて書いていこうと思います。

水谷瞬

日本ハムが獲得した水谷瞬は2018年ドラフト5巡目でソフトバンクに指名された現在22歳。右投右打の外野手であり、日本ハムでは万波や野村などと同じ学年で、プロ5年間では1軍出場がありませんでした。
今シーズンはウエスタンリーグで259打席に立ち、打率.259 出塁率.320 長打率.405 OPS.725とまずまずの成績を残しました。
OPS.827を記録した2年目、OPSの低下と引き換えに三振率の低下にも成功した3年目ほどの数字には及んでいないものの、昨年比では三振率は28.6%から18.9%に改善、長打率も.333から.405になっていて、やや持ち直したと言える数字でしょうか。
日本ハムの外野手は松本剛や万波と言ったレギュラー格の選手の他に、五十幡、江越、淺間、今川、更に細川野村郡司やルーキーの宮崎など、とにかくポジション争いが激しいのでそこに割って入るほどの武器が求められます。


長谷川威展

日本ハムがソフトバンクに放出したのは長谷川威展です。
長谷川は2021年ドラフト6巡目で日本ハムに指名された現在24歳のサウスポー。
2023シーズンは1軍で9試合8.1回を投げ、防御率1.08。
イースタンでは34試合42回を投げ43奪三振21与四球で被本塁打が0。防御率3.00で8勝を挙げイースタン最多勝投手となりました。
プロ初登板は昨年3月のソフトバンク戦でしたがそこからは故障で離脱し1,2軍合わせて12登板に止まったことを考えると、今年はステップアップの1年と言えるでしょう。
両年共にK/9が9点台を超えたことからも奪三振能力の高さがうかがえる反面、課題は制球面であり、昨季のBB/9が5.40 今年は4.50となっています。
ソフトバンクのリリーフ左腕として長年君臨していた嘉弥真が戦力外、もいネロが先発転向と報道されていて、入り込む余地はあるのではないでしょうか。

雑感

日本ハムは左腕リリーフの数も質も備えているため、相対的に序列が低めだった長谷川の放出は想定内でしたが、イースタンに所属するセ・リーグ球団が(トレード込みで)獲る可能性の方が高いかなと感じていたのでそこは意外でした。逆に、既に壮絶なポジション争いが繰り広げられている中で外野手の水谷を選択したのはどういう意図があるのかが気になる点ですね。
今回はこの辺で。

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