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翼の広げられない夫

夫が書いた文章に、アンサーを書きたいと思います。

覚悟して、お読みください❤️

まず、感想。面白くない。さっき読んだけど、もう内容忘れた。

「僕は、妻が好きです。」一文で終わりそう。

「夫が妻への気持ちを書いているのに、なんていうことだ!ろくな妻じゃない!!!!」反論ありがとう。

私たち夫婦は仲が良い。日頃から、愛の言葉も、感謝の気持ちも忘れていない。

だから、この感想も素直に伝えよう。感想読んで、心が乾燥しそうだ。からっから。

何が、面白くないのか。伝えたいことが、伝わってこない。要するに、熱がないのだ。

面白くない、と本人に伝えたら、「文章の練習だから」

逃げるんじゃねー!卑怯じゃないか!少しけなされたくらいで、この発言だ!嫁への気持ちを練習だと?

こっちは、毎日疲れて帰ってくる夫のために、猛暑の中で、好物の具沢山の味噌汁をこしらえて待ってるというのに。

それでも、人か?

横道にそれたので、戻ろう。

何が、面白くないか。文章に熱が足りない。それは伝えたいことを、自分の言葉で、頭を捻って考えようとしていないからだ。確かに、素直な文章は読みやすい。私も少しは、文章の本を読んだ。間違いない。

けど、素直な言葉と、簡単な言葉を並べた文章は違う。

毎日文章を書く習慣を、夫は続けている。「手軽にかける文章を続けて、文章をかけるように上達していく」という趣旨は全くもって、同意できる。私もそんな時期があった。

それにしても、アウトプットしすぎて内容がすけている。だから、その中では、読むほども無いものが含まれる。

思い出した…。私も数年前、noteを書き始めた頃、夫に拙い文章を酷評されて、殺意が芽生えた。あの頃のように、夫も自分の書いた文章を読んでもらいたい気持ちになっているのか。…なるほど。へえーわからなくもない。

でも、私はその時点を通り過ぎてここにいる。今の私が読みたいものは、印象に残らないラブレターより、本人の言葉と感性が入り混じった、その人しか書けない、私への殺害予告のほうがいい。肴は、あぶったイカがいい笑

なんで、お世辞にも自分への気持ちを誉めないのだろうか、わたしは。

夫の文章の上達は、目まぐるしく早い。上手くなってきているのに、空っぽな文章を書いてきて、読んでほしいと言われたことに腹が立ったんだと思う。

あんたは、もっと良い文章かける!それに、こんな下手な文章に、上等の私を使うな!

いしかわゆきさん(ゆぴさん、書く習慣の著者、夫が愛してやまないライター)のように、2万部売れる著者になってから、こんな『へんてこりんな』嫁を取り上げなさい。

あなたなら、なれるよ。あばよっ!


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