全国のお母さんへ、伝えておきたいこと。
もうすぐ母の日。花をもらうお母さんも多いでしょう。お母様に贈った花、子どもたちはこんな風に選んでいるんです。
「お母さん、〇〇が好きって言ってたから…」
「お母さん、いつも〇〇色の服着てるから…」
かすみ草が好きって言ってたから、かすみ草入れたい!いつも緑の服着てるから、緑が好きなんだと思う。といった具合に、花を選ぶ子どもが多いです。
子どもたちが選んだ花は、できるだけ尊重します。いっぱい考えて、お母さんが絶対喜ぶと選んだ花だからです。
しかし、それは難しいな、どうしようかなというときもあります。
1. 白い花、黄色い花がいい子ども
「白のカーネーションは亡くなったお母さんに贈る花」
「黄色のカーネーションは花言葉がよくないから贈らない」
と、巷では言われています。
お母さんが白が好きだから、白いカーネーションにかすみ草で花束にしたい!とか、黄色いカーネーションがいいという子もいます。
そんなときは、できる限り、ラッピングを華やかにしたり、一本だけ違う色の花にしたりしています。
2. 菊や仏花に惹かれる子ども
子どもは、意外に「スプレー菊(枝分かれ咲きの菊)」を選ぶことが多々あります。
私が推測するに、それは、スプレー菊がオーソドックスな花の形だからではないかと思ってます。
よくある花の絵は、
こんな形。たぶん、マーガレットか、ガーベラをイメージした形だと思います。これが、スプレー菊に似てるからじゃないかなと。ガーベラよりボリュームもあるし、花束感があるんだと思います。
花束感でいえば、仏花を選ぶ子どももいます。色もカラフルで、色んな種類の花が入って、すでに花束っぽいからだと思います。
日本では、菊を贈るのはタブーとされています。だから、「それは仏様にあげるための花」とは教えています。
もし、わが子からタブーな花をもらったら
「ありがとう!きれいな花だね!」と言ってあげてほしいです。
その花を選んだのは、きれいな色、形が素敵、お母さんが好きな色など、絶対に絶対に、お母さんを喜ばせるためだけです。
そもそも、花言葉は人間があとから作ったものですし、海外では菊を贈るところもあります。(※菊は英語でmum(マム)。お母さんのmamと発音が似てるからだそうです。)花贈りのマナーは一旦忘れちゃってください。
その花がもつ、本来の美しさをお子さんと一緒に楽しんでくださいね。
先日、大型スーパーで、お母さんの似顔絵が並んでました。このお母さん、きっとおしゃれなんだろうなあと思う絵があったんです。ヘアアレンジをしているであろう髪型、くりくりの目の上にはしっかりとアイシャドウも塗ってあって、とても細かいところまで描いてました。子どもというのは、本当にお母さんをよく見ているなあと思いました。
母の日に届いたお花は、いっぱい考えて考えて選んでいます。
お母さんたちに、子どもたちの思いが伝わりますように。
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