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🌟40歳の地図🌟

☆40歳の地図☆

若き時からLIFEワークとして
書き綴ってきた文章の新作です☆

もうすぐ50歳の地図になります(笑)

アップする場所がなくなっちゃったので
ぜひお時間あるときにお目通しください☆



タイトルが浮かばずに書き始める

いくつか思いつくのだけれど、
この全ての感情を満たし現わしてもらえるタイトルに辿り着かず
構想だけが大きく育った。

もう待っていらんないから先にいくよ

それでもいいよな。

これが現在の俺の精一杯なんだからね

・・・・・・・・・・

『TVやゲームはダメ。30分までよ』

ご多分に漏れず、俺も幼少期、このように母に言われて育った。

小学生時分の頃は

家庭=世界の果てまで

であり、

たまに漏れ聞こえてくる世界の果てを越えた
友達の家庭のルール。

驚いたり羨ましかったりもした。

俺の過ごした家には壁一面に本棚があり
上の方はハシゴが無いと取れない程だ。

【おまつの家、図書館みたい】

良く友達に言われた。

その家庭=世界であり、果てまで見渡せると思い込んでいた俺は
その図書館=日常であった。

『漫画なんてダメよ!』

『本を読みなさい!』

常々母さんは言っていた。

俺が本を読むと母さんは嬉しそうだった。

小学4年生くらいの時

ナルニア国物語という本を読む。

押し入れから別世界を行き来する話や、
読んでいくウチに前後し交錯して関連していく
ところ(スターウォーズ的な)に
子供ながら引き込まれていった。

その引き込まれる俺を母さんは嬉しそうだった。

友達は漫画を読んでいた。

特に兄貴やお姉ちゃんがいる友達なんかはたくさんの世界を知っていた。

おにゃんこクラブとか当時俺は全然良くわかんなくて、
学校での話題について行けなかった。

我が家の押し入れには、
一般社会という異世界との入口はなかった。

お年玉は図書券に変換されて渡されることが多かった。

その図書券でどんな本を買うのか?という責任と自由は俺に与えられている。

漫画はダメだったけどね。

母さんの名誉のために書いておく。

求める事は全力で伝えてきたがとてつもない強制力のあるものではない。

反発できる余地は多く残されるものだったし
大きく受け入れてもらえる元で育った。

嫌だなと思ったこともたくさんある。

父さんの話なんてココに書けない(笑)

あの時の俺はそれを自分の意志で受け入れていた。

なぜならそれが俺の精一杯の100%だったからだ。

中学生以降は押し入れからじゃなく
堂々と真正面の玄関を出て家庭という世界の果てを越えていくようになる。

世界が拡がり観るモノが増えると様々な価値観や好奇心が湧いてきくる。

ダメと言われた炭酸飲料やカップラーメンを食べてみたりした。

ファミコンもアホみたいにやった。

漫画を読みあさる日々。

その時点を定点観測した時には

【本は好きにならなかったし、身体に良い食事の習慣もつかなかった】

もうそろそろ

【天命を知る】50代が見える俺。

炭酸ジュースは好きじゃなく、スマホゲームもたばこも人生で1度もやったことない。

野菜が好きだし、本をメチャクチャ読む。

母さんと話す時(あんまし話さねーけど)

『ごめんね!あの時は若かった。なんか押しつけちゃったよね。』

みたいに言われること様々ある。

母さんはその時、

母さんの100%自己ベストを叩き出して向き合ったんだと思う。

こっちは嫌だったりもしたんだよ。

でも嫌だったりすることを

言っちゃダメなのか?
伝えちゃダメなのか?

って言うとそんなこと無いって思っている。

もし、嫌な想いをさせちゃうかも知れないな・・
と伝えなかったら

嫌な想いもしないけど繋がっていくものがなくなる。

子供にわかりやすく、

なんでも受け入れてくれる優しいお母さんだ
なんてする必要なんてない。

受け入れてくれるってのはさ

そんな表面的なことじゃない。

嫌な想いも葛藤も全部成長に必要な適切負荷なんだよ。

だって人間なんだからさ☆
(名言のパクリみたいになっちゃった・笑)

繋がるには・・・

繋がり続けるにはね・・

その時の100%自己ベストでぶつかるしかない。

嫌な想いをさせてたら100%で取り返す。

俺はこれが自己ベストだからしょうがないよ。

なんて1mmも想わない。

そんなこと想える時は多分余力がある言い訳なんだ。

本当の100%はそんな事も気がつかない程の
暑苦しい自己ベストなんだよ。

だから後で自分だって悔しかったりする気持ちもあったりする。

でも

あーあの時の俺は精一杯じゃなかったな・・
いい顔しちゃったな・・
避けちゃったな・・
って想ったら

取り返しがつかない。

でもそれがその時の精一杯の優しさって事もある!

いい顔して優しくした自己ベストを叩きだせたんならば
必ずそれを越えていくでしょう。

不惑の40代ながら

『永遠の中2』と呼ばれる俺は日々迷う

その時に心の奥は

実家の押し入れに繋がり、その時に育まれた想いや俺という根幹に現在と行き来するのだろう。

あなたのあの時の精一杯の100%は

ぜったいに現在に繋がっているんだよ

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